• ベストアンサー

五線譜の考案者

今日バッハを聴いていたのですがその時【五線譜の考案者とは誰だ?】という疑問が生まれました。五線譜が使われる前はタブラチュアという記譜法が使われていたそうです。うちにあるバッハの本を調べたところ、17世紀にはすでに五線譜が使われていたということがわかりました。 イタリアで考案されたものだと思うのですが、ご存知の方がいらっしゃったら教えてくださらないでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

私も音楽史、とくに記譜の歴史については門外漢なのですが、 とても面白いトピックだと思い、投稿させていただきました。 以下、インターネットや手元の音楽史の本などの手軽な情報を 見た限りで、キーワードになりそうなものをピックアップしました。 すでにご存知かもしれませんが。 ■グィード・ダレッツォ Guido d'Arezzo 992?-1025 中世イタリアの修道層。現在の記譜法につながる功績を残したそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A9 ■ネウマ譜 Neuma(伊) 中世ヨーロッパに、グレゴリオ聖歌に使われた記譜方式だそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%A6%E3%83%9E%E8%AD%9C ■ソルミゼーション Solmisatio(伊) 階名唱法というのでしょうか。 http://www.yamaha.co.jp/edu/dictionary/sa.html http://www.geocities.jp/gammautalamire/Solmization.html 現代的感覚でいくと、天才的パイオニアが何かを 発明した(ここでは五線楽譜)と生み出したとつい考えてしまいますが、 ヨーロッパの長い音楽史の中で、様々な記譜法が試みられては、 改良が重ねられ、バロックの頃には現代の元型となる 記譜法が確立したのかもしれませんね。 このような非常に面白いテーマは研究している方が 世界中でたくさんいらっしゃると思うので、興味が続くようでしたら まずは音楽大学の図書館にあたるのが良いと思います。 (日本語文献だけとは限りませんが・・・)

pianolife
質問者

お礼

回答ありがとうございます!! いただいた資料、拝見いたしました。 知らないことばかりで驚きの連続です。 ダレッツォの記譜法が考案されたのは14世紀あたりでしょうかねぇ…。 やはりイタリアが原点のようですね。 私も【音楽界の革命児】的な人が五線譜を考案した!!…という感じかなぁ、 と思っていました。 しかしそうではなく、長い年月をかけて現在の形に至ったのでしょうね。 今日私たちが楽曲を読み取って音にすることが出来るのは、そういった研究をしてきた方々のおかげなのだ、ということを改めて知りました。 音楽に関しての勉強は非常に面白いですよね。 うちに楽典があるので、それを時々読んでいるのですがなかなか難しくて…。 残念なことに近くに音大がないため、専門的なことはすぐには学べないのですが、いつか勉強したいと思っています。 近所の図書館に行ってみますね。 お忙しい中、回答ありがとうございました。 自分の知識が増えてとても嬉しいです。

すると、全ての回答が全文表示されます。