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昔のベルの電話のベルのなり方。
ジリリリリン・・・ジリリリリン・・・ といった感じでなりますけど、なぜ音が鳴り続けるのではなく、無音部分が結構長いのでしょうか? そういえば、今の電話でも同じように無音部分があるばあいがありますけど。 この無音部分は何の意味があるのでしょうか。
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NTTの固定電話のベル音は、局の交換機から送られてくる交流75V・16Hzの呼出信号で直接ベルを鳴らしています。 周期は「1秒鳴動・2秒休止」の繰り返しです。10回鳴れば30秒ということになります。 鳴ったり止まったりする理由は、連続して鳴らせるとカヤマシイから。 というのは半分冗談。 交換機側では連続した信号源を持っていて、同時に呼出中の3回線に対して1秒づつ順番に送っています。結果的に3分の1の節電になります。 ちなみに、北米の電話システムは「2秒鳴動・4秒休止」です。周波数は20Hzだったかも。アメリカ映画を見ていると、日本の電話のベルより間延びした鳴り方がわかります。 なお、ベルの音色は、昔の電話機は2個の真鍮製のゴングを叩く音。新形はチャイムのように2枚のアルミ板を叩く音に変わりました。 現在の電話機は、呼出信号で直接金属を叩くのではなく、電話機内で発生させた電子音(トーンリンガー)をスピーカーで鳴らしています。 1発目の鳴動は原則として呼出開始と同時が原則ですが、電話機側の反応動作が遅い場合もあります。1つの回線に昔の電話機とコードレス留守電をブランチ接続していると、電話が掛かってきたら最初に昔の電話機が1秒鳴り、2周期目で留守電の親機が鳴り、3周期目でやっとコードレス子機が鳴る(都合6秒以上の遅延)…といったケースが実際にあります。こういう場合は、いわゆる「ワン切り」などは意味をなしません。
お礼
よく考えたもんですね。 ありがとうございました。