大学時代に合唱団に所属していたのですよね?
その頃にやっていた中で適したものはないのでしょうか?
私の知っている範囲で紹介させていただくと
最近(とっても数年前ですが)の作品では、
信長貴富「新しい歌」
が親しみやすく、簡単すぎず、難しすぎずでピッタリではないかと思います。
なにより曲が素晴らしいですよ。
ピアノがそれなりに難しいのですが・・・。
高音を伸ばす箇所が、平均年齢が60代ということで少々きついかもしれません。
いくつか取り出して歌ってみるのもよいでしょうね。
特に「君歌えよ」はどの世代でもなじみやすく、メリハリがあって条件にピッタリではないかと思います。
古い合唱曲ですと
高田三郎「水のいのち」
佐藤眞「土の歌」(終曲:大地讃頌)
なども比較的難易度が低めで、かつおもしろみがあり、良い曲です。
もう少し難しい曲ですと、
荻久保和明「季節へのまなざし」
同「IN TERRA PAX」
などが挙げられるでしょうか。
ただ、両方とも、多少リズムが難しい箇所があるので、高齢の方には取りづらいかもしれませんね。
そしてたしか、両方とも、終曲の最後の音、ソプラノがB(♭シ)と高いので、ソプラノにはがんばってもらわないとですが。
他にも、
木下牧子「地平線のかなたへ」
同「夢見たものは」
高嶋みどり「風に鳴る笛」
この二人の作曲家は、親しみやすい合唱曲が豊富です。
また、外国語に抵抗なく取り組めるようでしたら、黒人霊歌やヨーロッパの宗教曲で簡単なものをやってみることもオススメです。
ハーモニー感などの基礎的な力がつきます。
コンクールの講評ですが・・・
どのようなコンクールに出場なさったのかわかりませんが、あまり気にしすぎないでいいと思いますよ。
中学生向きの曲といっても、レベル的になのか、曲のテーマがなのか、わかりませんから。
ただ、ひとついえるのは、選曲が合っていないと審査員の先生は感じたのでしょうね。
せっかくコンクールに出るのですから、自分たちの力が最も出せる曲で
挑戦するのが一番でしょう。
だから、その先生は「もっとピッタリな選曲をしていれば、もっといい演奏ができただろうに」と言ってくれていたのだ!と思っておきましょう!!
なんというポジティブシンキング(笑)
<余談>
若者向きに書かれたような若々しい曲を、大人がただ単に歌ってしまうと、おもしろくありません。
「若さがない」とか、粗だけが見えてしまうといいましょうか。
だから、そういう曲をやる場合は、「違った良さ」を出せるように心がけるといいですよ。
平易な曲もそうですね。
簡単な曲の方が実は、感動を与えるのは難しかったりします。
難曲は楽譜に書いてあることをやりさえすれば、曲が成り立ちますが、平易な曲はしっかりと解釈し、構成や表情をつけて歌わないと曲が立ってきません。
と、長々と書きすぎてしまいました。
所属されてる合唱団にピッタリのいい曲が見つかるといいですね!
お礼
大変遅くなり、申し訳ございませんでした。 先日、「土の歌」の中の「祖国の土」がいいなと思い CDを購入し皆さんに聞かせたら中に一緒に入っている 「蔵王賛歌」がいいという形になりました。 ちなみに、大学時代バスのパートリーダーをやっていましたが バスのバス、下バスもいいとこで16パートある曲でも最下部の僕が なぜかテナーをやることになりました…。 焦っていますがなんとかがんばります!! ありがとうございました。