ヒトは二度造られた?(創世記)
聖書・創世記には 神がヒトを創造したという記事が二度出て来ます。二度ってどういうことか? について問います。
○ 一度目:
▲ (創世記1章 27節) ~~~~~~~~
神は御自分にかたどって人を創造された。
神にかたどって創造された。
男と女に創造された。
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○ 二度目は込み入っています。:
▲ (創世記 2:7-24 ) ~~~~~~~~~
7: 主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。
8: 主なる神は、東の方のエデンに園を設け、自ら形づくった人をそこに置かれた。
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18: 主なる神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」
19: 主なる神は、野のあらゆる獣、空のあらゆる鳥を土で形づくり、人のところへ持って来て、人がそれぞれをどう呼ぶか見ておられた。人が呼ぶと、それはすべて、生き物の名となった。
20: 人はあらゆる家畜、空の鳥、野のあらゆる獣に名を付けたが、自分に合う助ける者は見つけることができなかった。
21: 主なる神はそこで、人を深い眠りに落とされた。人が眠り込むと、あばら骨の一部を抜き取り、その跡を肉でふさがれた。
22: そして、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。主なる神が彼女を人のところへ連れて来られると、
23: 人は言った。
「ついに、これこそ わたしの骨の骨 わたしの肉の肉。
これをこそ、女(イシャー)と呼ぼう
まさに、男(イシュ)から取られたものだから。」
24: こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。
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☆ 単純に解釈するなら 二度目は ヒトに男と女との区別があることを述べたまでという見方があります。しかし 一度目にすでに 男と女との性差については述べてある。
ほかに解釈はありますか?
また 問題はありますか?
一度造られているのに ふたたび造ったというところは おかしいと考えられます。
これは 聖書記者〔グループ〕が分かれていて それぞれの書いた記事をともに採用し載せたという見方があるようです。
そのほか自由なご意見をどうぞ。
お礼
ありがとうございます。 参考にさせていただきます。