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60sのロック、ファンク 教えてください!!
こんばんは。 思い切って改めて質問します。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=255575 でお世話になったものです。 この質問では範囲が広く、尚且つジャンルも中途半端だったので・・。 さらにこの質問では、「昔店でかかってたのをもう一度聞きたい」と、いうような趣旨だったんですが、それも改めまして、 60年代あたりから、聴きなおそう! と思いまして。 皆様に教えていただきたく、質問します。 なにぶん無知な私ですが、よろしく御願いします。 「洋楽」にも色々とありますが、60年代~70年代にかけてのロック、そしてファンクを聴きたいのです。 王道から(とはいうものの本っ当に無知なので名前しか知らないという事もしばしば)マイナーなのでも構いません。 できればアーティストと、そのアーティストならばどのアルバムから入るのがいいのかも、教えてください。 御願いします。
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60年代のファンクは、ジェームス・ブラウンが'64年に出した「Out Of Sight」がその誕生である、と一般にはよく言われます。その頃に出たアルバムは、当時もともとのレーベルであったKINGとモメていた時期にSMASHレーベルから出したもので、「Out Of Sight」と後でKINGでも再録音する「I Got You」の他はスタンダードナンバー等のカヴァーが多く、アルバム(CD)として聴くには面白みに欠けます(下記URL)。 http://album.yahoo.com/shop?d=ha&id=1800595280&cf=10&intl=us&clink=dmmu-ks/ JBの60年代のアルバムというのは新曲が1、2曲でその他は既発アルバム収録曲でダブっていたりということが少なくありません。その為「Papa's Got A Brand New Bag」、再録音の「I Got You」、「Cold Sweat」といった有名曲をタイトルにしたオリジナルアルバムも、こと「ファンク」という点から選ぶとすれば今ひとつ(実際にはこれらのタイトルが付けられた編集盤も多いので、見極めがまた大変ですが)。 まだファンク期に入る以前のアルバムを除外すれば、60年代のアルバムとして私が好きなのは、'68年の『I Can't Stand Myself』『I Got The Feelin'』、'69年の『Say It Loud-I'm Black And Proud』、'67年の『Raw Soul』あたりですが、この辺のアルバムはオリジナルフォーマットで出ている現行CDが少なく(以前日本でCD化されたものの多くは廃盤)、であればボックスセット等でこの時期の主要音源をまとめて聴いてもらう方がいいように思います。下記の4CDボックスはなかなか気合の入った選曲になっております。Disc1の「Out Of Sight」以降からDisc2で60年代の主要ファンク音源が聴けます。Disc3は'69年から'72年の音源がまとめられておりますので(「Hot Pants」以降がPOLYDOR移籍後のもの)、この辺まで聴いてもらえれば大抵のことは大丈夫(何が?)。 http://www.towerrecords.com/product.asp?pfid=1018182 ここまで手が出なければ、下記の2CDベスト。 http://www.towerrecords.com/product.asp?pfid=1112284 「Out Of Sight」前後から比べて聴いてもらえれば、明らかにそれまでのサウンドとの変化、とくにリズム面やホーンセクションの妙な細分化であったり、音を抜いたり、JB自身のヴォーカルもどんどんパーカッシブになっていくというか、その辺のことが分かるかと思います。これがファンクと呼ばれたサウンドです。 あと「60年代のファンク」を語る上で、絶対に外せないのがSly & The Family Stone。先日の質問ではベスト盤での回答が出ていたのを見ましたが、オリジナルアルバムでいうならまず'69年の『Stand!』は欠かせません。 http://www.towerrecords.com/product.asp?pfid=1052159 ただし、'69年に全米2位まで上がった「Hot Fun In The Summertime 」、'70年に1位になった「Thank You」「Everybody Is A Star」は、当時ベスト盤にしか収録されなかったシングルでしたので、その辺をまとめて聴けるということになると、この前の質問のときに出ていたように、まずベスト盤である『Anthology』からというのも頷けるところです。 特にシングル「Thank You」が回りのミュージシャンに与えた影響は大きいと言われます。JBのファンクが主にリズムの強調や抜きで独自の音楽を作っていったとするなら、スライのそれはリズムアレンジをメロディーやハーモニーも含めて構成していくというか、やはり独特のもので、70年代のファンクへの橋渡しとしてはこの人を外すわけにはいきません。 この『スタンド!』から2年半後の'71年に、スライはアルバム『There's A Riot Goin' On(邦題「暴動」)』を発表しますが、アルバムとして押さえるならこの2枚。『スタンド!』と違って、やや沈んだファンクとでもいうか、2枚のカラーは違います。 http://www.towerrecords.com/product.asp?pfid=1052161 70年代ファンクに関しては、この前の質問にもある程度回答が出ていますが、付け加えるとすれば「Pファンク」関連。Pファンクというのは、ジョージ・クリントン(George Clinton)を中心としたファンク軍団の総称みたいなもんですが、ここで説明するにはあまりにも長くなりますし(かつ面倒)、関連主要アルバムの紹介にとどめておきます。 ・Parliament 『Mothership Connection』 http://www.towerrecords.com/product.asp?pfid=1045066 強烈なLIVE盤である『P-Funk Earth Tour』 http://www.towerrecords.com/product.asp?pfid=1045069 ・Funkadelic ※パーラメントよりはロック色が強いかも 『Maggot Brain』 http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=300733 『One Nation Under A Groove 』 http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=819156
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wu-tangさんおはようございます。Joni Mitchelはいかがなもんでしょう? http://allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=Bj8ngtq0ztu44 ↑ディスコグラフィーがみれます。 はじめに聞くならCourt And Sparkをおすすめします。 御試聴願います。
お礼
azatozawaさん、こんばんは。(一応、今日曜の夜です) 回答ありがとうございました。 お礼が遅れてしまい申し訳ありませんでした。 azatozawaさんの出した質問、勝手ながら参考にさせてもらいました。 ありがとうございました。 さて、Joni MitchelのCourt And Sparkを聴いてみました。 最初は、少し苦手かな?って思ったんですが、6曲目からいいなって思いました。 特に9,11曲目が良かったです!! 入りやすいアルバムまで教えてくださり、どうも、ありがとうございました!!
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お礼
benjaminさん、お世話になります! お礼が遅れて、申し訳ありませんでした。 詳しく教えていただいて、本当に感謝ですm(__)m 勉強になります。 そして、お蔭様でまたも「店でかかっていた曲」にめぐり合う事ができました! I GOT YOUです! そしてジェームス・ブラウンのベスト盤、かなりかっこ良かったので無理してでも買いたいと思います。 Sly & The Family Stoneも買いたいと思います!! 楽しみだ~! アンソロジーから入ろうか、スタンドから入ろうか迷ってますが・・。 >ここで説明するにはあまりにも長くなりますし(かつ面倒) 残念です!(でもここまでで充分勉強になったから満足なんですが) Pファンク、響きからしてかっこよいですね。 どれもかっこ良かったのでますますはまりそうです。 勉強していきたいと思います!! どうもありがとうございました!!
補足
皆様、回答いただき、どうもありがとうございました! 本当に感謝の一言に尽きます。 お世話になりましたm(__)m 無知なので回答ができない僕ではございますが、見つけたらまたどうか宜しく御願いします。