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君に読む物語で分からないことがあります
最後のほうの亡くなる直前で、おじいさんがベッドの上で、昔のアルバムを開いて二人の写真を見ているシーンがありますが、あれは二人の写真でしょうか? それとも初めの結婚相手と彼女の二人の写真でしょうか? 何回見ても、外人は皆同じに見えちゃって・・(@_@;) 結局彼女は彼の所に戻ったんでしょうか? それとも結婚相手に戻ったので、おじいさんが戻った話を作った、ということですか? 何ヶ月もたった今でも、モヤモヤ気分です。 分かる方教えてください<m(__)m>
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>最後のほうの亡くなる直前で、おじいさんがベッドの上で、昔のアルバムを開いて二人の写真を見ているシーンがありますが、あれは二人の写真でしょうか? 物語を読んでいた男性と読んでもらっていた女性、つまり老夫婦の若かりし頃の写真ですよ。老夫婦を演じた二人は、ともに有名な俳優さんなので、映画ファンにとっては「あ、ほんとに若い頃の二人だ!」と思ってしまう(合成写真を使った)シーンです。 >それとも初めの結婚相手と彼女の二人の写真でしょうか? 誰も再婚してませんが。老婦人(アリー)には、かつて「婚約者」はいました。 >結局彼女は彼の所に戻ったんでしょうか? 老アリーは若かったあの日、婚約者と別れて、かつての恋人ノアと結婚しました。 あの時、彼女は、婚約者と一度話し合いを設けて、「愛」を言葉で確かめ合いましたね。その様子を朗読していた老紳士は「そして二人は幸せに暮らしましたとさ」と、物語をいきなり結びます。そうすると、老婦人は「二人って、誰のことよ?」と言いますが、その瞬間、「私たちのことね! 私たち、夫婦だったんだわ!」と記憶がよみがえります。 そして映画はまた回想場面に戻るので観客は察するのですが、金持ちの婚約者と若きアリーは、アリーの両親のように確かに愛し合っていましたが、その深い愛ゆえに相手を許し、アリーの真の幸せを尊重することができたわけです。そして、アリーは、荷物をまとめて、ノアのもとへと行きましたね。 映画の最後のほうで、老紳士が物語が書かれた“ノートブック”(原題は「The Notebook」です)を閉じると、そこには著者の自筆で「これを私に読んで。そうすれば必ず、あなたのもとへ帰ってくるから」と書いてあるのが分かります。映画の中でも語っている通り、あの物語は老紳士が書いたわけではありませんでした。 消え行く記憶の中で妻がノートブックにしたためたその物語を、最愛の妻に読んでは記憶を呼び戻し、また数分後には妻の記憶が遠のく。それを老紳士は繰り返していたのですね。前宣伝では、安っぽいメロドラマなのかと思っていましたが、実際には、謎解きを絡めて深い夫婦愛を描いた名作でした。
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- ucok
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>ついでにいただいた解説の方も印刷して、友達にも勧めてみます。 あ、でも、それってネタバレになりません? この映画のつらいところは、ものすごくいい部分をバラせないことだと思います。人に勧めるのが難しい映画ですよね。「騙されたと思って」としか言いようがありません。
お礼
あ、そうですよね。見てから言わないと、もったいないですね。 結婚してなかったんだなあ~ それすらも気づかなかったなんてっ(*_*; 早く友達に見てもらいたい! そして語り合うのだっ。 ありがとうございます(^_^)/~
補足
終了後のポイントの付け方が分からなくなって、遅くなってしまいました、すみませんでした。
お礼
大変丁寧な解説ありがとうございました。 とてもよく分かりました。 しかも本当のふたりの写真だったなんて驚きでいっぱいです! もう一度借りてみてみようと思います。 ついでにいただいた解説の方も印刷して、友達にも勧めてみます。 分からないながらも、本当にいい映画と思いました。 こんな初歩的な疑問で、ばかにされるような返事がくるだろうなあ・・と内心ビクビクしていました(/_;) 優しい解説いただきまして感激しています。 どうもありがとうございました。