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中国に行く機会が多いです。マイレージを貯めたいのですが、どこが良いですか?
こんばんは。 いつもお世話になります。 私は中国に行くことが多いのですが、これまでマイレージというものを知りませんでした(名前はよく聞きますが、どういうものかは知りませんでした)。 そこで、次からマイレージを貯めていければと思うのですが、どこのカードを作ればよいでしょうか。 こちらの過去の質問を見て回りましたが、いまいちわかりません。 よく利用するのは中国東方航空で、稀に中国南方航空、JALに乗ります。 上記とあわせて、マイレージに関して知識を得られるよいサイトなどありましたら、教えていただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
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ご質問の条件ですとお勧めはずばり、キャセイパシフィック航空の"Asia Miles"です。この他にノースウエスト航空の"WorldPerks"に掛け持ち入会し、中国南方航空搭乗分の受け皿とすると良いでしょう。 近年の航空会社は提携を結んでグループ化する傾向にあり、世界には現在"Star Alliance", "SkyTeam", "oneworld"の三つの大きなグループが存在します。グループ内の航空会社であれば相互にマイルの加算や特典航空券の利用が可能で、この提携関係をうまく利用するのがマイルを早く貯めるコツです。 一方これら三大グループへ加盟している航空会社は中国にはまだありません(*1)。個別の提携関係がいくつか存在するだけです。さらに悪いことに中国系航空会社のマイレージプログラムでは全般に、マイルの有効期限が短かめに設定されています。もし中国系のプログラムを選んでしまうと、その会社を集中的に利用しない限り特典航空券を入手するのは難しくなってきます。 これらの事情を鑑みると、提携を結んでいる他社のマイレージプログラムの中から貯め易いプログラムを選んで入会するのが得策です。 中国東方航空搭乗分のマイルは自社プログラム"Eastern Miles"のほかに、キャセイパシフィック航空の"Asia Miles"[1,2]、チャイナエアライン(中華航空)"Dynasty Flyer Program"などで貯められます。 この中ではAsia Milesをお勧めしておきます。キャセイパシフィックは上述の三大グループのうちoneworldに加盟しており提携会社が豊富なこと、航空券以外の特典も多く用意されていて少ないマイル数から引き換えが可能なことなどからです。 Asia MilesではJAL搭乗分の加算も可能です[2](*2)。ただしJAL便で加算できるのは正規割引運賃(「悟空」「エコノミーセイバー」)以上の航空券からで、包括運賃(ツアーやいわゆる格安航空券)は加算対象外です。(包括運賃でのJAL便利用はJALの「JALマイレージバンク」で貯めるしか手がありません) Asia Milesの難点は獲得マイルの有効期限が3年と短いことです。手数料を払って延長する方法や不足分のマイルを買い足す方法なども用意されていますが、いずれにしても期限には注意を払う必要があります。 Asia Milesの詳細は[3]も併せてお読み頂ければと思います。 Dynasty Flyer Programはマイルの有効期限が6年(*3)と多少長めに設定されています。一方で冒頭の三大グループには入っておらず、提携会社の数はAsia Milesに比べ見劣りします。JALとの提携もありません。 ただし後述するように中国南方航空搭乗分を同時に貯められる唯一のプログラムなので、中国東方・中国南方のみを集中して利用するなら候補となり得ます。 中国東方航空Eastern Miles/東方万里行は提携会社がとにかく少なく、マイルの有効期限も短く(獲得して3年目の12月31日)、さらに同社のWebサイトではほとんど情報が提供されていないなど積極的にお勧めする理由が思い当たりません。 上で述べたようにAsia Milesか、せめてDynasty Flyer Programを選ぶことをお勧めします。 一方の中国南方航空ですが、同社搭乗分を貯められるマイレージプログラムは、現時点で ・中国南方航空 "Sky Pearl Club" ・中華航空 "Dynasty Flyer Program" ・デルタ航空 "SkyMiles" ・エールフランス&KLM "Flying Blue" ・ノースウエスト "WorldPerks" の5つです。 この中で一押しはWorldPerks[4]です。獲得マイルは無期限有効なので、中国南方航空の利用がたまにであったとしても気長に貯められます。冒頭の航空提携グループではSkyTeamに加盟しており加算機会が多いのもメリットです。そのほかキャンペーン類が多くてマイルが稼ぎやすいなどの理由から日本でも人気があり、入っておいて損のないプログラムです。入会は[5]からオンラインで手続きできます。 一方、人気があって貯めやすいことの裏返しとして特典航空券の予約が取りにくいこと、ノースウエスト自体の経営状態があまりよくないことが難点として挙げられます。 WorldPerks以外の4つのプログラムの得失については割愛しますが、ご興味があれば[6]をご覧ください。 最後にNo. 1で回答のある中国国際航空について触れておきます。中国国際航空とANAは確かにマイレージプログラムで提携しています。しかし中国国際航空便をエコノミークラス包括運賃で搭乗した場合ANAの「ANAマイレージクラブ」では貯められません(加算対象外)。 正規割引運賃(「CAゾーンペックス」)以上の航空券なら加算対象になりますが、これですとANAやJALの正規割引運賃とほとんど同じ値段になってしまいます。確かにマイルは貯まりますがその代わりに、中国国際航空便を選択する場合の最大のメリット「航空券の安さ」を放棄することになります。従って「中国国際航空便を選んでANAマイレージクラブに貯める」というのは現実的な選択でないと私は考えます。 【結論】 Asia MilesとWorldPerksの掛け持ちをお勧めします。両者とも提携航空会社の多いプログラムなので、中国以外の場所に出かけることになってもつぶしが利きます。 一方中国東方航空と中国南方航空に集中して乗るのであれば、Asia MilesとWorldPerksに代えてDynasty Flyer Programという選択もあることはあります。 参考ページ [1] http://www.asiamiles.com/jp [2] http://www.asiamiles.com/jp/earn/airlines/1,,117477,00.html [3] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2254615.html [4] http://www.nwa.com/jp/jp/freqfly/ [5] https://www.nwa.com/cgi-bin/jp/wp_enroll.pro [6] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2399448.html *1 中国国際航空と上海航空が今後Star Allianceに加盟する運びであるが、現時点ではまだメンバーではない。 *2 JALは"oneworld"への加盟が内定しているが現時点では正式加盟でない。正式に加盟すると加算対象となる航空券の種別などに変化があると予想される。 *3 厳密には「5年経過後の最初の12月31日で失効」で、最長6年・最短5年。
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- life55
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中国の航空会社は他の航空会社との提携がなかったり,アメリカ系の航空会社だと日本-中国はマイル加算しないとか,けっこうう不便なんですよね. 中国東方のマイレージプログラムのリンクをつけておきましたが,やはり東方航空かチャイナエア(台湾)だけですね. 仕事で行く中国でマイルを貯めて,別のところに特典旅行で遊びに行くとかいうのでしたら,やはりJALかANAが便利ですよ. エアチャイナ(中国国際)を使えるのであれば,ANAがいいのでは? マイル登録が,エアチャイナに限り何故か事後登録なのですが,やはりスターアライアンスは航空会社が多いので便利です.
お礼
こんばんは。 ご回答ありがとうございました。 お礼が遅くなって申し訳ございません。 参考になりました^^
お礼
こんばんは。 ご回答ありがとうございました。 お礼が遅くなって申し訳ございません。 こんなに詳しく書いてくださって、本当に感謝しております。 おかげさまで、マイレージデビューを飾りました。 大変参考になりました。 ありがとうございました!