パイプたばこはたしなみますので、少しお話させていただきます。
必要なものは、パイプ・パイプ用たばこのほか、
マッチ(オイルライターは味が変わるので特に不向き、また火がつけにくいのでガスライターもX,最初のうちは火がつけにくいものと思ってください。たぶんマッチ4~5本は使うでしょう)
パイプクリーナー(長さ15cmほどの針金に繊維をまきつけたもの、吸い終わるたびにこれで吸い口~中の掃除をします。パイプは水洗いしません)
タンパー(パイプにたばこをつめるとき、火をつけた、たばこの葉が膨張してきたときに押さえるのに使います)が最低限必要です。
またパイプ用たばこは香りが飛んだり、乾燥防止のため持ち歩く際はジプロックフィルム、家で保管する際は密閉容器を使うのをおすすめします。というわけで一式持ち歩くと結構かさばるのでポーチが必要です。
紙巻たばこと違い一度火をつけると、10数分~30分くらいは楽しめます。紙巻を一服したら、すぐ消してなんていうのとは対極の世界ですので、読書・オーディオの趣味がおありならうってつけです。
禁煙・分煙の時流で、飲食店・公共の場で吸うのは難しいと思います。紙巻よりタバコの香りが拡がるからです。(喫煙ルームがある、最近はやりのシアトル系のカフェで、喫煙する人は屋外の席を利用するスタイルだと問題はありません。)
パイプ用のたばこは使用する香料によって味わい・香りの傾向が全く異なります。特に初めての人は、ほとんど香料を使用していない、ダンヒルの「ナイトキャップ」だけは避けたほうが賢明です。フルーツ・ハチミツを香料に使用したタイプのほうが吸いやすいですし、拡がる香りもおだやかで、紙巻がダメな人でもこの香りはアリといってくれる人もいます。
パイプの選択でおすすめは、値段もそれ相応に高くなるのですが、大きいサイズのものです。理由は扱いに慣れないうちは、大きいほうがタバコをつめやすい等取扱い面での利点があるのと、大きいほうが熱の伝わりの関係で熱くなりにくく、長時間快適に持っていられること、タバコの燃焼温度が下がる+ゆっくり燃焼するため、味わいがマイルドになる効果があるからです。また、規模の大きい専門店ですと、「中古のパイプ」も扱っています。パイプはたばこをつめる「ボウル」と呼ばれる部分に満遍なく火が通って、均一に「炭化」しないと、部分的に熱くなったり、最悪パイプにひび・割れが発生します。全くの初心者ですときれいに火が通る扱いは難しいと思います。クルマ・バイクでいうところの「慣らしが済んだ状態」と思っていただければ結構です。吸い口の部分は当然新品に交換してありますから心配はありません。
首都圏ですと銀座6丁目にある「菊水」がおすすめです。地方でも県庁所在地や大きな都市だと、古くから喫煙具も扱っているタバコ店があるはずですので、丹念に探して、いろいろ話をして仲良くなりましょう。
ANo1の方もご指摘のように、ネットだけの情報でなく、実際にお店まわって、いろんな人とお話するのがおすすめです。パイプ等用品の購入は実物みて、ふれてみないと特にだめです。パイプは特に微妙な手触り・木の色合い・木目の出方など、工芸品の要素もありますので、こだわりだしたら、何時間でも店頭で見ていられますよ。ご参考まで。では。
お礼
葉巻についてのご考察ありがとうございます。 専門店にいって話しを聞いてみましたが、まだ どっちを始めるか迷っています。どちらも奥が 深くてしかもお高いですから・・