格好からはちょっとはずれますが、日本人の「表情・顔つき」が、ほかのアジア人より温和な雰囲気をかもし出しているということがまず第一にあると思います。
とげとげしさのない、言い方を変えれば緊張感のない表情というか・・。
エッフェル塔の最寄の駅ちかくの土産物屋で、アジア人が通りかかるとその都度、「コンニチハ」「ニーハオ」と使い分けて声をかけている北アフリカ系らしき店員がいましたが、めずらしく「アンニョンハセヨ」と言ったのでアレっと思ったら、すぐ前にいた韓国人3人組が反応していました。
たぶん、「何で韓国人てわかったんだろう」とか言っていたんじゃないかと思いますが、それを聞いて「さすが、プロだ」と思いました。
ちなみに当方男性ですが、アジア各国では韓国を除いてその国の言葉で声をかけられることがかなり多く、台湾や香港で間違われるのは慣れてしまいました。
バリで買ったバティックのシャツを着ていたら空港の売店でインドネシア語で話しかけられたのにはさすがに驚きましたけれども。
でもヨーロッパではパリを除いて(現地で生まれ育ったベトナム系などが多く、こちらも観光スポットなどはあまり行かなくなってしまったせいか)ほとんどの国ですぐに日本人とバレてしまうようです。
それから、日本でもそうですが観光旅行の外国人は夫婦や恋人同士で来ていることが多かったりして女性の一人旅は男性に比べて圧倒的に数が少ないと思います。
その点、日本人は男性に比べて女性のほうが観光目的の旅行者が多く、一人でも気軽にどこへでも出かけていくので、「旅行者」「アジア人」「女性」「一人」の組み合わせとなると、日本人の可能性がとても高くなるということでしょう。
ほかにはファッションセンスの違いとメイク・ヘアスタイルの違いも大きな要素なんじゃないかと思います。
外国だとスッピンの人が多いのに、日本に暮らしていると見慣れてしまっている日本人女性のナチュラルメイクやフェミニンなヘアスタイルはかえって外国では目立つと思います。
これまで会った欧米に長く住んでいるような日本人女性は、あまり凝っていないストレートヘアーに化粧はせいぜい口紅くらいで、アイメイクをきちんとしている人はほとんど見ませんでした。
お礼
観光地の店員さんはやはり人種を見分ける腕を持ってるんですね。私も「コンニチハ」って話しかけられたらびっくりするけどちょっと嬉しかったですもの。 お化粧も納得できます。 アイメイクをしなくても外出できる、その勇気が羨ましいです。 ありがとうございました。