#3です。この秋といえばもう間もなくですから、ちょっと心配になってまた来ました。dela様はこれまでも何度かフランスやドイツについて熱心にご質問なさっていますし、その幾つかにはわたくしもお答えしていますので、ご質問の趣旨には合致しませんが、すこし余計なことを書かせて頂きます。
赴任する前の不安な気持ち、とにかく何でも聞いて知っておきたい気持ち、同じような経験がありますからよく分ります。しかし、実際に現地に着いてみるとそれほど深刻に悩むほどのこともないとお分かりになると思います。
もちろん最初のうちは戸惑います。しかし戸惑いながらもひとつずつ慣れて行きます。このサイトで、同じくドイツに赴任なさる方の奥様からのご質問にもお答えしましたが、言葉よりも慣れ、とにかく慣れてください。電車の乗り方、買い物のしかた、街のあちこち、人との触れあいなどなど。慣れればそれだけ居心地がよくなるものです。
そうした精神面のことよりも、たぶんdela様が女性の方だと勝手に想像しているので申し上げるのですが、着るもののサイズには困ります。丈とウエストはいいのにバストとヒップが大きすぎるとか、とかくちぐはぐ。
ことにサイズが大切なファンデーション類は出来れば幾らかは日本からお持ちください。現地で手に入らないものでもないでしょうが、ジャストサイズのものを見つけるまでずいぶん時間がかかるでしょうから。同様に月のものの用品についても、こればかりは人によるのでしょうけれど、ドイツ製をはじめEU製品ではどうしても馴染めないという方も少なくありません。下着類もとかくどこか無粋なのがドイツ製、わざわざファンシーなフランス製やイタリア製を探すぐらいなら日本製のほうがはるかに品もデザインもサイズもいいものです。
食料品などのお買い物は心配いりません。お住まいになる地域によっても違うでしょうが、専門店もあればスーパーやコンビニもあります。また、マルクトプラーツ(マーケットプレースのドイツ語)と呼ばれる「市」が立つところもあります。テントの下に山と積み上げられたトマトやオレンジや大きなネクタリン(スモモ)、こんなのをひとつ買って齧りながら出店を見て歩くのもいいものですよ。
日本食が食べたくなったら、まず日本料理店に行きましょう。そこで、何処に行けば日本食材が手に入るか教えてもらえます。日本人が多いデュッセルドルフやケルンほどではないかもしれませんが、こんなものがあるんだと嬉しくなるほどのものがきっと手に入ると思います。
もちろん中華料理店や韓国料理店もかならずあるでしょう。ドイツのラーメンなどはどこかちょっと違う感じですが、一品料理ならほとんど同じといった感じです。
ドイツの食べ物はヨーロッパでは塩気がある方だと言われていますが、それでも日本人には塩分が不足しがちです。当面外食をなさるなら、たまにはお醤油をざぶざぶかけたお漬物といったようなものを召し上がると身体がシャンとすることもありますよ。
とにかくフランクフルトは大都市ですから何でも手に入ることでしょうし、日頃慣れ親しんでいる世界規模のファーストフード店さえもあります。「疲れたな」と思ったら、こんな日頃慣れ親しんだものを召し上がるとまた元気がでるものですよ。
わたくしなんかはボックブルスト(茹でソーセージ)に、ケチャップとマスタードをたっぷりつけたフライドポテト、ザワークラウトにシュニッツェル(薄く伸ばして揚げたカツ)に丸くて固いブロット(パン)、レンズ豆のズッペ(スープ)こんなものを飽きずに食べ続けましたが、手軽でお安くて、しかも案外長続きするものです。
お礼
ありがとうございます。 実は歯医者は現在通っております^^ 寒さに弱いので、そのあたりは十分に対策を していきたいと考えております。