ExecuteとRunSQLの違いって・・・？

質問

AccessのモジュールでSQLを流す処理ですが、

Insert Into テーブル名（フィールド名…）
Select フィールド名… From テーブル名
Where フィールド名 = N(Double型変数）

このようなSQLを実行する場合に

CurrentDB.Execute　SQL文　

で実行するとオーバーフローのエラーがつきます。
同じ文を

DoCmd.RunSQL　SQL文　

で実行すると正常に動作します。
変数Nの値がLONGの範囲内だとExecuteを使っても正常に動作するようです。
Insert先、元のデータ型はあってますので変数Nの内容に関係していると思うのですが…
Nの値がLongの範囲内であれば、Executeでも正常に動作するようです。

Executeで扱える数値の制限みたいなものはあるのでしょうか？

回答No.2

sgh · ベストアンサー

確認のため実験してみました。
環境：
Oracle8.1.6(WGS)、Access2000、Access2000のリンクテーブルとしてテーブルをODBCを使ってアタッチ。

SQL> create table h_test (test1 number(12));
表が作成されました。
SQL> insert into h_test (test1) values(123456789012);
1行が作成されました。
SQL> insert into h_test (test1) values (123456789);
1行が作成されました。

ACCESS側の処理Execute,RunSQLともに結果は同じ:
Sub test_2()
Dim DB As DAO.Database
Dim StSQL As String
Set DB = CurrentDb
DoCmd.SetWarnings False
StSQL = "insert into TEST2 (test1) select test1 from H_TEST"
DoCmd.RunSQL StSQL
DoCmd.SetWarnings True
DB.Execute StSQL
End Sub

ACCESS側test1フィールドを以下の型にした場合
Long→123456789012のデータが正しく挿入されない(Null)
Double→どちらも正しく挿入

ご質問のエラーは出ませんでした。
#1で見当違いなことを言って申し訳ありません。

>オーバーフローのエラー
については、モジュール中の変数で出ているのでは無いでしょうか？

お礼

わざわざテストまでしていただきありがとうございます。
こちらの環境はOracle8.1.6(WGS)＋Access97ですが
Oracle８ｉ(8.1.7)＋Access97でも同様の現象を確認しています。
変数のせいではないかとの事ですので変数を使わず、
値をセットしてみましたが結果は同じでした。
Whereで条件を指定しているのですがWhere条件を外したところ
RunSQL、Executeとも正常に動作しましたので条件指定が原因かと思われます。
where フィールド名 = 変数
where フィールド名 = 値
where フィールド名 In(変数)
where フィールド名 In(値)
のどの場合でもExecuteではエラーとなってしまうので
とりあえずRunSQLを使うことにします。
ありがとうございました

回答No.1

sgh

通常RunSQLを実行する場合、DoCmd.SetWarnings Falseをかけてから実行しますよね？
実際に試したわけでは無いのですが、エラーになった値は、警告無く続行されてしまうと思います。
結果は、エラーになった値をNull値とするか、レコードが無いかのどちらかだと思います。

今回のケースの場合、挿入される側のテーブルが、長正数型のフィールドに
それ以上の値を入れているのが原因だと思われます。
エラーの根本を対策するには、挿入される側のテーブルレイアウトを直すのが良いと思います。

この内容が原因だとすると、RunSQL,EXECUTEどちらのふるまいが正常かの判断は難しいですが、
私は、Executeの動きをしてもらった方が、集計のトラブルを未然に防げるという意味でいいと思います。

補足

ご回答ありがとうございます。
ご指摘頂いた挿入される側のフィールドのデータ型ですが
倍精度浮動小数点型にしています。
また、挿入する側のフィールドはOracleのテーブルをリンクしたもので
Number(12)ですのでデータ型は大丈夫と思うのですが…
他に考えられることがありましたらよろしくお願いします