私は専門家ではないので一般論ですが、
安定した光量・指向性が必要な上に
頻繁に交換するものでは困る
=マージンを広く取る、選別を厳しくする
という事でも値段は跳ね上がります。
特に選別を厳しくすることは、不良品の量が二次級数的に上がりますので、選別品の割合がきわめて少なくなり、
値段が跳ね上がる事にもつながります。
プロジェクターは使用後冷却時間が必要なくらいの熱を発します(ランプを消した後もファンが回ってますよね、あのときに電源を抜くとランプの寿命がものすごく落ちます)。
使用中は言わずもがな、高温に長時間耐えるための加工もタダでは無いので、そういった部分でもコストは高くなるだろうと思います。
あと、封入ガスの純度も関係するのかもしれませんね。参考URLを見たところ高純度のキセノンガスを使用しているようです。
通常のランプはアルゴンガスで、これは空気中に約1%含まれているので、空気を圧搾して作るドライアイス工場などでも副産物として得られるそうです(というか結構な収益になるとか)。
ところがキセノンガスは空気中にもほとんど含まれず(0.082ppm、0.000000082%程度)純度の高い気体を得るためには酸素や窒素を分離する大規模な工場でしか生産できないようで、この辺りのコストがもっとも高いようですね。ネオンガスなどもこちらの方法ですが、こちらの空気中の割合は0.000018%程度なので、得られる量は200倍も違います。
ランプの値段を調べましたが、3万円だと安い方みたいですね。
私もこれ以外の要因が知りたいので専門家がいたら教えて欲しいものです…
お礼
回答ありがとうございます。