裾上げに関して言えば、市販のものは、大抵カバーステッチミシンを使ってあります。表から見たら直線縫い2本で、裏から見たらロックミシンの縫い目に似ています。
ですので、同じように仕上げようとするならば、カバーステッチミシンを使う必要があると思います。
ただ、カバーステッチミシンは家庭用としては普及率がまだまだ低いため、家庭でニットを縫われている人は、ロックミシンと直線ミシンを併用して代用していることが多いと思います。でも、やはりカバーステッチミシンほどきれいにはできません。
専門のお店でしたら、カバーステッチミシンも置いてあると思うのですが・・・ お直しする前の縫い目がきれいで、かつカバーステッチミシンを使ってのお直しで縫い目が歪んでいるということでしたら、やはり”腕が悪い”としか考えられない気がします。(^^ゞ
単純に直線縫いミシンだけで比較すれば、ニット生地というのは、やはり布帛生地に比べると伸縮するので、その分縫いにくいのは事実です。伸縮性の高い生地ほど、縫いにくいと思います。(縫っているうちに生地が伸びたりして、目が歪みやすいので)
それでも、カーブの多いところとか、細かいところでなく、例えばTシャツの裾をぐるっと一周するだけなら、素人にだって(よほど不器用でなければ)そこそこきれいにできると思うのですが・・・・
ニットは、ロックミシンがあれば、すごく短時間で簡単に縫い合わせができるので、今は家庭でニットを縫われている方もかなり多く、裾上げもみなさん自分でされてます。多少生地が伸縮する分扱いにくい点はありますが、それでも慣れてくればそれなりに縫えるものです。
専門のお店に出して仕上がりが悪いというのは、なんだか納得いきませんね。(ーー;)
お礼
回答いただきありがとうございました。大変参考になりました