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レビル将軍のニュータイプ観

レビル将軍は、ニュータイプの可能性を早くから見い出し、理解者であったかのように言われていますが、 ホントにそうなんでしょうか。 「ニュータイプとは戦争なんぞせんで済む人類の事だ。」 との発言にもあるように、 単なる戦争の道具としてしか、捉えてないように思うんですが・・。 実際のところどうなんでしょうか。

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noname#116065
noname#116065
回答No.3

そもそも連邦軍のニュータイプ研究はジオンよりも遥かに遅れている訳で、エスパーという全く科学的根拠の無いモノに軍のトップが陶酔するのは常軌逸しています。 神風(自爆攻撃)で戦争に勝てると思うような危ない思想です。 それにホワイトベースにはそれ程の期待はされてませんよ。 たいした補給も与えずジオンへの目くらまし程度にしか考えられてません。 それは、決戦に向けての量産兵器の拡大生産が裏付けています。 連邦が勝利したのはニュータイプのおかげでもホワイトベースの活躍でもありません。 ジムやボールの大量生産で勝ったのです。 つまり、レビル将軍の真の狙いは大量兵器投入によるジオン掃討作戦です。 彼は「ジオンに兵無し」などの名言を残すなど兵の指揮高揚に長けている才があるだけで、彼は思想家ではありません。 ニュータイプに理解を示したのではなく、連邦軍の中でニュータイプに興味を持っているいち人物という認識です。 勿論ニュータイプが軍事利用できるという一点においての興味です。 軍人という生き物は、そういうものです。 それがトップにいる人物であればなお更の事ですよ。

noname#18115
質問者

お礼

>連邦が勝利したのはニュータイプのおかげでもホワイトベースの活躍でもありません。 >ニュータイプに理解を示したのではなく、連邦軍の中でニュータイプに興味を持っているいち人物という認識です。   >彼は思想家ではありません。 鋭い評論だと思います。 一個人としてニュータイプの存在や可能性を認めてはいた。だけど、あくまで将軍(軍人)として冷静に戦力・影響力を分析し、活用した。 そして彼は思想家では決してない。 戦争が終わればニュータイプのために尽力しようとは思わないだろうし、する立場でもない。当然、否定もしない。 戦争が終わればわたしには関係ない(実はレビル自身がニュータイプであったかの議論もあるが、本人がおそらく気付いてない以上、ここでは置いといて)ことなんでしょう。 「ニュータイプは戦争なぞせんでいい人種」だから 軍人の我々が口を出すことではないと・・。 皆さんの意見から 私個人そう考えるに至りました。 より深いガンダム考察ができました。 ありがとうございました。 ガンダムはすばらしい。

その他の回答 (2)

noname#116065
noname#116065
回答No.2

これは、第二次大戦中にドイツがやった事と同じ。 戦争のプロパガンダ(※注http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%91%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80)として利用しただけにすぎません。 本気でニュータイプを信じていたのなら、13独立部隊(ホワイトベース)を陽動部隊として使わなかったはずです。 指揮向上の為、ニュータイプも含めて連邦の新兵器として祭り上げられ軍の上層部のいい様に使われていたのが現状。 だから、ホワイトベースのクルー達に感情移入が出来るのです。 それに「ニュータイプとは戦争なんぞせんで済む人類の事だ。」この言葉は、ジオン・ダイクンが演説した言葉を流用しただけでレビル将軍の真意ではないと考えられます。 ジオンが終戦間近になって本格的にニュータイプ部隊を作ったように、不利な状況から活路を見出せるよう使われてきたのが「ニュータイプ」の歴史です。 「戦争をしなくて済む人類」は、富野監督が着色した「希望」の要素でしかなくガンダムにおいて「ニュータイプ」が戦争を回避出来た歴史はありません。 いうならば、新しい大地(宇宙)に出た人間に対しての理想論です。

noname#18115
質問者

お礼

おっしゃっていること、よくわかります。 ボクもプロパガンダの部分はあると思うんですよ。 でも、オデッサ作戦の部隊配置において、ホワイトベース1隻で右翼の後方かく乱の任を与えるなど、それなりの大役を与えてます。 じゃあレビルの真意は何なのかっていうところで・・。 エルラン中将には「彼らはニュータイプだから」 と言っておきながら、 単に「実戦報告から」抜擢したのか。 それとも純粋にニュータイプに期待(戦力として)したからか・・。 いやー本当にこれは深い部分ですよね。 ありがとうございました。

  • alidon
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回答No.1

将軍自身は軍属であり、要職にも就いていて責任があるのでニュータイプ云々よりも地球連邦の存続方が重要です。 そういった立場にも関わらず、ニュータイプをきちんと理解し、概念を捉えていれば…結果は 「ニュータイプとは戦争なんぞせんで済む人類の事だ。」 を実現させる為にも当面の最大の脅威、「ジオン公国」を打ち倒す為にニュータイプを投入(ってか連邦ではアムロとホワイトベース隊だけ)しています。 >単なる戦争の道具としてしか、捉えてないように思うんですが・・ 道具の本来の使い道と、今必要な使い道が違うと言う事でしょう。 例えば手の届かない所に乗っかっている物が如何しても必要で、傍に踏み台が無い場合、机に乗りながら 「机とは、本来上に乗る物ではない」 と言ってる人ってことでしょう。

noname#18115
質問者

お礼

>机とは、本来上に乗る物ではない なるほど、そういう考え方ができますね。 いや~深いです。 ありがとうございました。