登場人物の名前が覚えていないので、名前は全て仮名でお教えします。(仮の名前も適当に付けました★)
・ある日歩美は教室に入ると見知らぬ女子・加奈を見かける。転校生かと思うが、他のクラスメイトは最初からこのクラスの生徒だと主張。
・歩美は彼女が絶対にクラスメイトではないと証明するため、クラス写真を持ち出す。そこには確かに加奈の姿はない。が、クラスメイトの目には歩美の隣に加奈が写っているではないかと言う。そう、歩美以外の人間には加奈が写って見えていた。
・ある日、加奈は歩美に自分の能力を明かす。(ここは質問者様が書かれている通りの内容です)
・小さい頃、家族のいなかった加奈は公園のブランコに乗っていた。夕方になり、公園で遊んでいた子供を迎えに来た母親を羨ましそうに眺める加奈。
その時、その母親は突然加奈の方に振り向き、「何やってるの、早く帰るわよ!」と言う。「うん!」と駆け出す加奈。その日から、加奈は違う家族の子供に成りすまして生きるようになった。
しかし、その能力は長く続かない。記憶を取り戻し、加奈が誰だか分からなくなってくるのだ。
加奈はその度に違う家族を探して、その家の子供になってきた。
・今住んでいる家もそうだ。その家の母親は女児を亡くしていた。加奈はその母親の記憶を操り、亡くなった娘の振りをして生活していた。
・しかし、その日は来た。母親は、突然眩暈を起こす。ふと見ると、仏間に写真が飾ってある。今まで見えなかったのに…。その写真の少女こそ、本当の娘。
・そこへ加奈が帰宅する。しかし、母親は加奈を見て「誰?」と…。加奈は衝撃を受ける。また、新しい家族を探す日が来た。
・学校で、最後に加奈は歩美に会う。そして言う。「今まで、記憶を操れなかったのは…あなただけ。もしかしたら、あなたも私と同じ能力を持っているのかもね」加奈は、歩美の町を去っていった。
・歩美はそのまま学校の廊下に立ち尽くす。目の前に掛かっている鏡を見つめ、先ほどの加奈の言葉が鳴り響く。「あなたも私と同じ能力を持っているのかもね」一瞬不安になる歩美。
・突然、「何してるの~歩美!」クラスの子に名前を呼ばれる。「ううん、何でもない!」友達に向かって駆け出した歩美だった。
名前、ストーリー展開的に若干違いはありますが、ラストはこんな感じでした。
『木曜の怪談』は怪談話が嫌いな私は観ないドラマだったのですが、何でこれは観ていたのか?
でも印象に残る話だったので、覚えていました。
参考にしていただけると良いです♪
お礼
詳しいご回答ありがとうございます^^ 読み進めるうちにどんどん記憶が甦ってきました。 「写っていないクラス写真」や子供時代の夕暮れに染まったブランコなど、あやふやでしたがほぼ記憶の通りでした。 怖いと言うより少し切ないラストだったんですね…。 細部まで詳しく説明してくださり助かりました。お礼申し上げます。