どうも、釣りバカです
<派手な色使いのルアーが夜に有効>とは説明している人は言葉足らずだったようですね。実は昼間でも釣れます…ただし「ある条件下」でですが。
ルアーになぜ喰らいついてくるかといえば
1)食性に訴える … サカナに「うまそうだ」と思わせる
2)好奇心を煽る … サカナに「おちょくったろ」と思わせる
3)自己防衛本能による攻撃 … サカナが「おんどれ何さらしてけつかんねん」と思わせる
のいずれかが理由と言われています。さらに個人的には
α)近眼なので生きていくためには動くものにとりあえず食いついてみる習性がある
という要素も関係していると思っています。
従ってルアー(和訳すると「惑わす;誘惑する」)は「サカナにしっかり見えなければ意味がない」というわけで夜使用するルアーは派手な色が多いというわけ。派手な色であればあるほどサカナに見つかりやすく誘惑できるという理屈です。
ならば昼間だとどうなるか…透明度の高い水質だと刺激が強すぎてサカナはびっくりして逃げてしまうことがよくあります。
ただしこれは水深2mほどまでの話で、どんなきれいな水質のフィールドでも3mより深い所になると光が弱く暗くなっていきます(映画グラン・ブルーを見ているとそれがよく分かります)。光がない=暗い=夜と同じ、なので派手な色が有効になります。
また雨が降ったあと1週間くらいは水が濁り 茶色→笹緑→透明 になっていきます。濁っている=光が届かない=暗い=夜と同じ、なのでこれまた派手な色が有効になってきます。
元々水の濁っている霞ヶ浦や里の野池などでは年がら年中夜中、ということになります(実際には夕方か朝方)のでやはり派手な色がモノを言うのです。
「ここは水が濁っているから…」「今日は水深3mラインを攻めるぞ…」と自然観察や攻略法を考えながら色をセレクトしていくことは難しい反面ルアーフィッシングの面白さです。さらに「こんな派手な色に食いついてくるんだ♪」という感動もアトラクター(どう見ても本物とは思えない色や形)ルアーの魅力なので、とりあえずラインを結んで投げてみましょう。