はい。
現象に対するこのような姿勢は大変結構なことと思います。
この姿勢がないと科学は進歩しません。(^_^;)
実験をする→理論を立てる→理論の確認のために別の視点からの実験をする→実験結果が理論どおりに
ならなかったら、もう一度理論を考え直す→(最初に戻る)
この繰り返しで、科学は進歩して行きます。
「理論と実験は車の両輪」です。
前回ご説明の中の、電球の3/5乗則はいろんなところで、役に立つと思います。
前回、あまりにも長文になったので、計算結果を記載しませんでしたが、今回下記しますのでエクセルか何かで
グラフプロットしてみてください。
電球負荷の場合の位置付けがはっきりします。
電圧(V) 3 2.7 2.4 2.1 1.8 1.5 1.2 0.9 0.6 0.3 0
定電流放電(A) 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3
定抵抗放電(A) 0.3 0.271 0.241 0.211 0.181 0.151 0.121 0.09 0.06 0.03 0
ランプ放電(A) 0.3 0.283 0.263 0.243 0.222 0.199 0.174 0.146 0.115 0.076 0
ランプ放電の(W) 0.209 0.069 0.023 0
蛇足ですが、電球負荷で1.8V時(1セルでは0.9V)の電力は0.209Wで、放射則から計算すると[1537℃]となります。
2500℃はまっ白に輝いていますが(いわゆる白熱電灯)、1537℃はかなり赤みを帯びていて、照明としては
ほとんど役に立たない状態です。
また、この電圧になると急激な電圧低下が始まることも知っていて損は思います。
電池電圧の急激な電圧降下開始点と、ランプの照度低下(もはや実用にならない明るさ)が一致するように、
電球が作られているのではないかと思います。
お礼
大変なお手数をお掛けし恐縮です。素人の私にも少しは分る入り口をご指導いただいたような詳細さで感謝の言葉もございません。最初実験したら解決と思ったのですが、何とか計算できる方法を教えていただき他にも利用したいと考えたためご迷惑をお掛けしました。まことに有難うございました。ただただ感謝のみです。内容をよく勉強させていただきます。その節は又ご指導いただければ幸いです。