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スタートレックディープスペースナインについてです。
クワークの話し方には、貪りの心で、話している様な気がするのはじぶんだけですか。オドーの話し方には、崇高な話し方に聞こえます。二人の話し方の特徴を教えて下さい。
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これは、日本語版の事をおっしゃっているのでしょうか? それとも原語版? ちなみに、これらの間には、かなり差があります。オドーが侮辱的に「はっ!」と鼻を鳴らすのは同じですが。 日本語版でのしゃべり方では、確かに、ファーストシーズンなどでは、貴殿のおっしゃるように「わざとキャラクターの性格を押し出す」ような感じが強いのは否めません。声優さんも、その点を、かなり意識なさっているはずです。 ただ、話が進んで行くにつれて、状況は変わっていきますよね。 クワークについては、確かにどん欲で、「現代の地球人の鏡像」的な存在ではあります。 しかし、それは逆に、24世紀では「あまりにも社会問題から離れてしまったために浮世離れしてしまった地球人(惑星連邦人)」には希薄にはなってしまった「本来の人間らしい独自の正義感」で動いているのであって、単純な絶対悪なのではないということが浮き彫りになってきます。しかも彼は、フェレンギとしては若干「名誉」や「義勇」を重んじる傾向のある、「フェレンギ的変人」なので。 それがわかった上でクワークのしゃべり方を訊くと、シスコ中佐(後のシスコ大佐)のような「明らかに建前重視」のしゃべり方に比べれば、「極めて味のある話し方」であることに、むしろ好感を持つ視聴者も多いでしょう。 僕も、(僕のハンドルの由来でもあるカーデシア人の「謎の仕立屋」エリム・ガラックを除けば)クワークの偽悪的なしゃべり方は、好きどころか、「DS9の宝」とすら言えるでしょう。 特に、「あんたら地球人は俺たちフェレンギのことを見下しているんだろ? 俺たちを見ると、野蛮だった昔の人類を思い出しちまうからな! だが、フェレンギは、あんたらが殺し合っていた時代から、一切戦争なんてやっていないんだぜ。」的な発言をシスコ大佐へ言い放ったときは、溜飲が下がりましたよ。(^ー^) フェレンギ、万歳! 逆に、オドーについてですが、最初は確かに「正義一本槍で、崇高な存在」という態度です。 しかし話が進んでくると、オドーのそのような態度は、育った環境のいびつさに影響を受けただけの、どちらかというと生命体としての「人格的な欠陥」であることが、次第に明らかになってきます。 つまり、クワークとは正反対に「人間味が無いだけ」なわけで、これは、オドーの「自分探しの旅」の強烈な動機になっていきます。 話が進んで完全に心を許せるようになるキラ・ネリス中佐以外には表には一切出しませんが、そのような「異常な潔癖さは、自分の欠点なのだ」という自覚は、第一話から最終話までオドー自身を苦しめていたのだ・・・ということに気づくと、オドーのしゃべり方の特徴は、「悲しみの裏返し」であることに気づかざるを得ません。 がんばれ、シェイプシフター!
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- nnzunnzura
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ごきげんよう、こんにちは。 わたしもそう思います。二人のキャラクターも相まって余計にそう聞こえるのかもしれません。 例えばバルカン人キャラクターの場合では、皆論理的で、ある種冷徹にも聞こえます。それは声優さんの力でもあり、わたし達の先入観もあると思います。 個人的には、クワークとオドーの話し方の特徴というよりも、二人の声質の違いが両キャラクターの性格の違いを顕著に表していると思います。 参考になれば、幸いです。
お礼
回答有難うございました。参考になりました。有難うございます。勉強になりました。
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