BARの名前というのは、皆それなりに印象深いですね。
文字通り洒落た名前は、銀座の名店「テンダー」。バーテンダーと優しいと掛け合わせている
ようでおもしろいです。
恵比寿に有名なODINという店があります。これは洒落ではないけど、オジンのバーテンダーが
やっていると思いきやカッコいいオジサンがやっています。
同じ銀座の「モンド」というのも、語感がいいですよね。フランス語で世界という意味ですが
早乙女主水之介とか中村主水とか連想させます。(しないか^^;)
ワインバーでもないしどちらかといえば、モルトウィスキーが豊富なのに他にも渋谷のル・ザンク
のようにフランス語の店名のバーって多いですね。
六本木のバー・ラジオも覚えやすい名前ですが名前の由来は不明です。
店名は、結構お客との会話の糸口になったりします。
渋谷の「黒い月」な強烈なネーミング。由来は、ロシア人の経営者クロイツキー氏の名を
もじったのだと聞きましたがウソかもしれません。
渋谷の老舗「門」の由来も興味深いですね。アンドレ・ジッド『狭き門』からではなく
バーの入門のお店という意味ならまんまですけど。
私見ですが、漢字一文字の店名はバーに限らず覚えにくいですね。
松涛の先に砦といううまいラーメン屋がありますがよく名前を忘れます。
昔、下北沢にユニバーシティクラブという名のBARがありました。浅井慎平さんが
企画して内田繁氏が内装デザインを手がけたいい店でした。名前が長すぎるのと
バーらしくないというのでUCと略してましたが、カードの請求書を思わせて不評でした。
いい店でしたが寿命は短かったですねぇ。
でも実はアルファベット2文字の店名というのもカッコいいですよね。
AW
これは略称でなく「逢う」と読みます。渋谷の表通りにあって極めて静かなカッコいい店
でした。現在はもう少し奥に移転したみたいです。
お礼
ありがとうございました。いろんな素敵な名前がありますね~。