パチスロの細かい定義づけ(ルール、仕様)は法律によって決められています。このルールは数年置きに大改革されており、現在は5代目ということです。
ちなみに規制成立前の機械が0号機で、新風俗営業法が施行された1985年にパチスロが「回胴式遊技機」として初めて定義されたのが1号機。88年に2号機、90年に3号機、92年に4号機です。
1~3までの期間が短いのは当時は抜け穴やバグが多く、違法行為があとをたたなかったからで、4号機になってようやく完成したという感じです。
で4号機である程度完成した訳ですが、その後時代の要請からかよりゲーム性を複雑に、そしてより過激になるように規制が微妙に緩やかになっていきます。
98年にマルチラインやCTが認められ、00年にストック、AT機が登場。これまでは4号機の規則の中で解釈を変えることで対応してきましたがそれも無理になってきて、また過激になりすぎた風潮をあらためるために少し賭博性を抑えた4.5号機(02年)、4.7号機(04年)が登場します。
天井という概念があるのはこの4号機中盤のストック、AT機以降のことです。それまでの機械で天井という概念を作るには所謂「ウラモノ」と呼ばれる違法改造したスロットでしかありませんでした。まぁ逆に言うとそれまで違法改造でしかなかったものが堂々とオモテに出てきたとも言えますが。
んで4号機の枠組みの中でゲーム性を抑えるのも困難になってきたので、今度はゲーム性を極端にまで抑えたw 5号機が2005年に登場することになりました。
仕様は4号機とは大幅に様変わりしており、4号機中盤以降の派手なスロットが面白いと思われる人には全く向いていません。簡単に言うとガセ演出の禁止、リプレイ外しの禁止、当選役物はかならず揃う、RTへの規制(継続演出がしにくい)、連チャンを抑制などなど。明確に天井が禁止とされてはいませんが、これらの規制がある以上天井は物理的にありえません。
遊べない、面白くない、勝てないの三拍子が揃っていますので、5号機でもはやスロットは終わったという感想を抱く人も多いです。
お礼
お礼の返事遅れました 参考になりました。 まあ~今後のスロットに期待が もてないなあ~