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ララァ=スンは私の母になってくれるかも知れなかった女性だ
「逆襲のシャア」でのシャア・アズナブルの迷言です。 この発言の意味は? 私の個人的見解だと、(悪質極まりない)マザコン発言だと思います。 皆さんの見解は? 教えて下さい。
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- oro-kamen
- ベストアンサー率72% (110/152)
私見ですが、「母」=無条件で自分を受容して甘やかしてくれる、男にとって「都合のいい女」の事かなと思っています。 ララァは幼いころ娼館に売られ、客を取らされていたところをガルマの件で左遷され、憂さ晴らしに悪所通いしていたシャアに見出され、彼が大金を積んで引き取った、という設定があります。 つまりララァにとって男とは「略奪者」であり、「守ってくれる存在」ではありません。 だからララァはシャアに何も期待せず、自分を明日をも知れぬ生活から助けてくれたシャアの心を理解し、彼の為に生きようとします。 これを「彼女がニュータイプだから自分を分かってくれた」と誤解し、「分かり合えないオールドタイプの抹殺」にまで飛躍したしまったのがシャアの悲劇です。 自分に完璧な「指導者」や「父親」を求めるナナイやクエスでは駄目だと。 男と女ってのは基本的に分かり合えないから面白く、溝を埋めようと努力するもんですが、何の取りえのない自分を甘やかしてくれる女性像を押し付けて、それを「真実の愛だ」と言って憚らない男達、たとえば「癒し系」を誉めそやしたりハーレムアニメを見てるような連中にアムロの口を借りて「情けない奴!」と言わせたかったんじゃないかと思います。
- rekarin
- ベストアンサー率25% (119/475)
シャアは幼いころに両親と離別してしまったため、親の愛というものを知りません。 そのため、母性を本能的に求めるというか、女性に甘えがちな面があるのです。 あと、はっきりとしたソースはないのですがララァとシャアが出会ったのはインドの貧しい街だったそうです。 そこでシャアはララァの才能を感じ取り、それに惚れ込んで彼女の身柄を引き受け、生活できるよう援助します。 作中で『大佐(シャア)には恩がある』というような台詞がありますが、これは上記した理由からくるものと思われます。 そんなこんなで、シャアもララァも互いに愛し合うというか、安らぎを感じあう存在になっていたのですが、ここでアムロが彼らの間に割り込みます。 戦場で出会ったにもかかわらず、極限までニュータイプとして覚醒したララァとアムロは交感し、一瞬にしてお互いを理解し有ってしまいます。 シャアも一応ニュータイプですから、ララアとアムロが共感したことを感じ取り、嫉妬とも怒りともつかぬ感情を募らせていました。 おまけに、自分をかばって死んでいったとあっては悔しさも倍増でしょう。 シャアのアムロに対する感情は、結構ドロドロしているのです。 一年戦争が終わった後、そのことはもう口にしない(彼も何だかんだいって立派な男ですからね)つもりだったのでしょうがあまりに感情が高ぶっていたためについ口にしてしまったのだと思います。 八つ当たりっぽくもありますけどね。 最後に、ららぁのクローンという話が出ていますが、彼が求めている(た)のは物体としてのララア・スンではなくララァの「心」でしょう。 仮に宇宙世紀の技術で人間が複製できたとしても心までは複製できません。
お礼
自分が見出し育ててきた「女」が、自分より若くて才能ある「男」と一瞬にして理解しあった。 確かにムカつく事態ではあります。 ありがとうございました。
- Demon_tom
- ベストアンサー率42% (51/120)
母=妻でもあり、マザコン発言でもあり…。 まぁ、母性に飢えていたのは確実ですね。 ナナイも母性があるかと言うと微妙でしたし。クェスは論外ですな。 まぁ、理想の女性はララァしかいなかったと言うことですな。しかも、それをライバルに奪われた(殺された)となれば…こういう発言もありかと。
お礼
ララァと共に戦場で、殺戮と権謀術数に勤しんでいたシャア。 セイラには「戦争から手を引け」とか何とかいっていたのに。 ララァは戦場に送り込んでも躊躇いナシとは・・・。 「地球コロニー落下大量殺戮作戦」を立案計画実行する位なら。 十年以上もララァに拘泥するなら、ララァのクローンなり作ればよかったのに・・・と思ってしまう私。 シャアってアダルト・チルドレンだよなぁ。 アムロは心身共に大人になっているというのに。
補足
ありがとうございました。
お礼
地球人類を道連れに無理心中しようとしたわけですよね。 その主因はララァ。 大の男が・・・情けない。 ララァ一筋で生きていくってんなら・・・まだしも。 独り寝は寂しかったんでしょうね。 色んな女に暖めてもらってるみたいだしなぁ。 しかも素人女性ばっかり。 ありがとうございました。