これらの違いは、
1)シンバルの数が1or2
2)バスドラ部が1or2
3)スタンドが各々orラック
ですね。ひとつひとついきましょう。
1)シンバルの数
ドラムでは、ハイハットを除いたシンバルは、主にライドとクラッシュの2種類を使います。ライドはチンチンチンとやるやつ、クラッシュはバッシャーンとやるやつだと思ってください。
ということは、ドラムの動きの練習をするためには、最低2箇所にシンバルがあったほうがいいということになります。ですからシンバルが2枚ついたものが推奨できます。
2)バスドラの数
これは「自分がやりたい音楽」に大きく影響されます。いわゆる「2バス」を使った曲(バスドラムをドコドコドコと連打するやつ)をやるかもしれなければ、2個ついたやつにしておいたほうがいいですね。もしわからなくて、なおかつ予算に余裕があれば、2個ついているのを選んでおけば困ることはありません。
3)スタンドが各々かラックか
見て分かるように、ラックのほうが少しだけ足元がスッキリしています。しかし、ちょっと見ていて気が付いたことがあります。それは、各々のスタンドになっている分、つまりラックタイプじゃないほうのシンバルのスタンドは、どうも「普通のシンバルスタンド」として使用できそうです(要確認)。
ドラムカタログなどに載っているスタンドに比べるといかにも貧弱そうに見えますが、実はこういう細身のスタンドというのは後々にも重宝します。
後々になってやってみればわかるんですが、スタンドなどのハードウェア類は、とにかく運搬のときに重いのです。ですから、設置時の安定性はとりあえず二の次に、軽いスタンドを持っていくことがよくあります。
普通はそういうときには、ドラムカタログに載っている最も安いやつとかにするわけですが、このセットに入っているスタンドって結構ちょうどいいかもしれません。
そう考えると、「ドラムの本セットにも使えるスタンドが2本(しかもストレートとブームスタンド)がついている」わけで、そちらのほうがお得感があります。私が前質問に回答したように、シンバルを単品で買った場合も、スタンドがあれば、ライブに持っていけば「付け足して」使うことができます。
ラック型のほうは、ラックについていますので、本セットには使えませんね。
ただ、シンバルの取り付け部分の形状によっては、ホンモノのシンバルは取り付かないことがあるかもしれません(写真では判断できません)。ですからここは店に確認をしてください。
上記3つを総合すると、DR-200EXというやつになります。これを私は推奨します。
他、トレーニングドラムの部分ごとの買い増しについては店に確認してください。一般的にどうだというものではありません。
ただ、ドラムの動きをマスターするためであれば、上記セットで何ら不足はないはずです。タムをたくさん使ったドラムをしたい!!と思っていてタムのたくさんついた練習ドラムで練習したとしても、実際に本番に使うドラムはどうせ他のバンドの人と共用ですから、そんなにタムついてないです(笑)。
お礼
長文にわたって詳しく説明していただき有難うございました。 DR-200EXですね。 わかりました。検討してみます。