私が経験したファイルが開けなくなる症状は大きく分けて2種類でした。
まず、配置したepsファイルの不具合によるもの。
もう一つはスウォッチの登録されたプロセスカラーです。
1つ目はただの塗りだけなら関係ないと思いますが、2つ目だと最初から登録してあると(以前のものから少しずつ増やして行ったなど。)気付かない場合が多いです。
>ファイルを開くときのプレビューだとCS2は見えます。9ではプレビューも見えませんでした。
すみませんが「ファイルを開く時のプレビュー」って何でしょうか?
もしかしてOSXのFinderカラム表示時の「プレビュー」の事でしょうか?(若しくは情報を見るのプレビュー)
もしこの「プレビュー」でファイルが見えるのであれば、復旧の可能性はあります。
そのファイルを複製します。(念のためです。)
TextEditなどのエディッターソフトで開きます。
ずらずらとテキストが並んでいるので、その中から「custom color」を検索して該当する箇所を全て削除します。
別名保存して、今度はCS2で開いてみます。
(この段階ではCS2で開けてもver.9では開けない事は多いです。)
スウォッチに登録してあるカスタムカラーを全て削除して再度バージョンダウンをしてIllustrator9で開いてみて下さい。
質問文からだけでは判断出来ませんが、もし私の所と同じ症状なら殆ど解決出来るはずなんですが。
お礼
とても詳しい説明をありがとうございました。 Wordでしか開けられませんでしたが、スウォッチに何も登録していなかったせいか 「custom color」のキーワードは引っかかりませんでした。 ほぼ色違いの通常ファイルを同じように開いてみたところ、 文字の羅列の感じが明らかに違う感じだったのですが、具体的な修復には至りませんでした。 先日アドビにも電話したのですが、具体的な回答はあまり得られませんでしたから、 私のスキルでは修復できなかったものの、cliomaxiさんのご説明は非常に勉強になりました。 ちなみに、アドビからのアドバイスは ・拡張子をepsなどに変えてみる ・アクロバットリーダーで開いてみる ・新規ファイルに配置してみる ・バージョンの変更の際はフォントはアウトラインを取る など。そして、バージョンを下げて保存したものを何度も保存し直すのも良くないとの事でした。 当てはまるのは、最後の保存の繰り返しで、相当のダメージを与えてしまっていた模様です。 どうしても修復したかったのですが、自業自得のようでした。