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MDブランクディスクに優劣はある?

先日、或るオーディオ雑誌を立ち読みしていて少々びっくりしました。 各社のMDブランクディスクを沢山集めて同じソースから同一条件で録音し、聴き比べの結果を(昔カセットテープでよくやってた様に)「このディスクは音が軽快」「このディスクの音は重厚」みたいな表現でそれぞれにつき記してあったのです。 アナログの時代ならば、そういう「音色の味付け」の様な違いがあったのも当然ですが、デジタルデータを記録する際には「オリジナルのデータを100%正しく記録出来ている」か或いは「エラーがある」かの二通りしかないと思います。 現行のMDブランクディスクは、聴感に差が出る程にエラー率が高く、そしてその率が銘柄毎に異なるものなんでしょうか? 「MDブランクディスクの銘柄毎に音が違う」というのは、強いて例えれば「おんなじ画像データを記録しても、富士通のHDDとIBMのHDDとでは違った絵になる」みたいなもんだと思うんですが。 パソコンを普段使ってる人間としては、納得し難いなあ。 もしもパソコン用のMOディスクに「ノーマル」とか「ハイグレード」なんかの区別があったら、非常にコワい。 敢えてその他の理由を考え出すならば、銘柄毎にディスクの重量や回転時の摩擦(?)なんかが微妙に違ってて、ディスク駆動部への負担が異なる為に、再生機の中の‘電流事情’が変わってくるとか.....かな? それとも、オーディオの世界にはシロートには判らない伝説があるのだろうか。わからん。 専門家の方、教えて下さい。一般の人も、よろしく。

みんなの回答

  • parts
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回答No.2

ちょっと遅れてしまいました。 追加回答です。 Q/ディスクでも結果は(大体は?)変わらないという事になるでしょうか。 そうですね。ほとんど、いやほぼ変わらないですね。 (ちなみに、デジタル信号はS/PDIF(optical)ケーブル(オーディオ用光デジタルケーブル)で0.xxdB/m (xx部にはケーブル精度によりとなる数字が入ります。デジベルパーメートル)ぐらいの欠損がありますから、もし2つの機器をデジタルケーブルで結べばまだ別の信号欠損がごくわずかに生まれますけどね。これは今回の質問とは関係しませんから補足はなしでまあこういう欠損もあるという知識としてです) Q/データ記録/再生のエラー率ってのも気になるのですが、MDではどれくらい書き違いや読み違いがあるのかな...。 まず、ハードが一切劣化しないと考えると、普通は0から40ぐらいのエラーレートになります。この程度なら、ACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-Solomon Code*)がエラー訂正しますから音質的にもほとんど問題なしです。これで、音質の違いを感じる方もいるかもしれません。 ちなみに、エラーレートが200~250以上を越えると音質が聴けば分かるほど違います。 それと、もうひとつハードも劣化しますからね。そうなると音質が悪化しエラーレートも増加していきます。 当然ですね。ただし、メディアの優劣ですからこれについては考慮せずに前回は回答しています。 *CDではエラー訂正にCIRCを用います。 MDのACIRCはCIRCの強化版のようなものですね。 このぐらいですかね。たぶんこれで十分かと思います。

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  • parts
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回答No.1

これは、CD-Rでもありますし、MDでももちろんあるものですよ。オーディオには必ずあることです。 この音の違いが分かる人は、よほど耳がいい人でないと分かりません。 しかし、ディスクや駆動部ってのは良い線行ってますね。 違いが出るのはお察しの通りやはり物理的なものです。 メディアにはそれぞれのメーカーで微妙な仕様の違い(ほんとにごくわずかな重さや、電気特性など)があります。 これによって、読み取り時に音にノイズが乗ったりするのですよ。 一番の問題は光メディアでは必ずあるピックアップの追従です。ピックアップの動きが少しでも少なければ良いのですが、メディアの特性が少し変わるだけで、ピックアップが小刻みに動くわけですよ。そうなるとサーボ電流と呼ばれるピックアップを動かすために電流を増幅した際の干渉信号が発生します。 MDなどのデジタルオーディオ場合は再生すると必ずデジタル信号をアナログに変換する部分(D/Aコンバータ)があります。 このサーボ電流がD/A変換された信号にノイズとして乗る割合で音が変わる。 オーディオは例えデジタルで記録しても、再生にはアナログ回路が現状では必ずあります。あるということはそれが影響してメディア上では完璧でも再生時に物理的なノイズが乗ることがあると言うことです。 他にもこういう要素があります。メディアの剛性や記録状態は例えデジタルでもメディアメーカーや作り方によって、異なるのは自然です。レーザーパワーなどもメディアによって適正なものがそれぞれあります。 これらが甘いとピックアップの調整が増え、サーボが振動しクロック(サンプリング)を揺らすこともあります。 後は、数分の一に圧縮された音楽ですから、ごくわずかに記録時のエラーがあると音質が変わるというのもMDならあるでしょう。 まだまだ、物理的に考えられる要因はたくさんあるでしょう。ただし、この違いが分かる方は最初に言ったとおり何気なく聞いていて「おお、これは音がいいぞ」と分かるものではないですので、まあ分かる人もいると言うことです。

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質問者

お礼

なるほどなあ。ありがとうございます。 という事は、記録されるデータ自体はどのディスクでも(大体は?)同じだろうということでしょうか。 そして、仮にその再生機から次の機器(アンプや別の録音機等)にデジタルで信号を出す場合は、どのディスクでも結果は(大体は?)変わらないという事になるでしょうか。 データ記録/再生のエラー率ってのも気になるのですが、MDではどれくらい書き違いや読み違いがあるのかな...。

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