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私にとっての良きライバルとは?
- 高校時代、大学受験のライバルとして、同じクラスになった男子生徒との対決が始まる。
- 彼とは今でも時々連絡を取り合っており、彼がいなければテストの点数にこだわらなかったかもしれないと感じる。
- 良きライバルとは、自分の成長を促し、刺激を与える存在であると言える。
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30代の女性です。 仕事での良きライバルがいました。 職場にシステムアナリスト、というなんとも花形なポストがあき(前のアナリストが辞めた)、私がその後を継ぐことが決まった時点でなんと、もう一人(男、J君)もそのポストに選ばれました。 彼は私よりも年下で、私はプライドが高く、「私年上なんだもんね、あんたよりも仕事ができるんだもんね」みたいな態度でいました。J君はとても性格がいい子でしたが、仕事でのミスが多く、「ほらね、やっぱり私の方がやり手だわ!」と思っていたのに、彼はミスは多くても知識が豊富で、ここぞという時にとても役に立つ人でした。私はそんな彼が嫌いでした。私のがまじめにコツコツやってきたのに、彼はちょっとした指先の魔法でいとも簡単に難しい仕事をこなしてしまう。 私は仕事がなんだか嫌になってきました。仕事しててもなんとなく『打倒J!』みたいな感じで、猛烈になってる自分が情けなくなってきて。 そんなころ、彼は直の上司と口論したのちによその部署に行ってしまいました。その上司からは「これからは彼の分まで頑張ってちょうだいね。」と言われて、晴れて私だけが張り切れるフィールドで私はなんだかまた仕事が好きになってきました。 ところが急に仕事が面白くなくなってきたんですねえ。『打倒』する相手がいないから、仕事をこなしてゆくスピードもぐんと落ちたし、難しい仕事に立ち会っても、今まではどんなことをしても解決に持っていくだけのファイトがあったのにそれもなく、「あー、そのうち取り組みますねー。」みたいな感じ。 以前は全く気がつかなかったけど、彼がいてくれたおかげで仕事の張り合いが今とは全く違うものでした。私にはあの頃の意気込みは今はもうありません。 生きてると、「あいつは敵だな」と思っていた人にかぎって、そういう人が自分にとって必要な人だったって事がありますね。
お礼
コメントが遅れてしまいまして申し訳ありませんでした。 とても貴重なお話をありがとうございます。 やはりライバルというのは、仕事の上でも一つの目標となるものなんですね。 そして、いなくなってから初めてその人の存在の大きさに気づかされる…。 >「あいつは敵だな」と思っていた人にかぎって、そういう人が自分にとって必要な人だったって事がありますね。 そうなんですよね。 やはりそういう人こそ、敵は敵でも、好「敵」手、つまりライバルというものなのかもしれませんね。