基本的に内蔵型のことです。参考文例もあげておきます。
ATAPI
読み方 : アタピ
フルスペル : AT Attachment Packet Interface
IDEコントローラにCD-ROMドライブなどハードディスク以外の機器を接続するために考案されたデータ転送方式の規格。EIDEとして知られる仕様の一部をアメリカ規格協会(ANSI)が規格化したもの。ATAとATAPIは当初は別の規格であったが、ATA-4で「ATA/ATAPI-4」として統一された。
IDE
読み方 : アイディーイー
フルスペル : Integrated Drive Electronics
パソコンとハードディスクを接続する方式の一つ。Compaq Computer社やWestern Digital社などが共同で開発した。1989年にアメリカ規格協会(ANSI)によって「ATA」規格として標準化された。BIOSによって直接制御できるため、SCSIなどほかの方式に比べて簡便で低コストである。しかし、同時に2台までしか接続することができない、ハードディスク以外の機器を接続することができない、ハードディスクの最大容量が528MBまでに制限されている、などの弱点がある。IDEを拡張したEIDE方式がパソコン用の接続方式として広く普及した。これをさらに拡張したUltra ATA規格の普及も進んでいる。
EIDE
読み方 : イーアイディーイー
フルスペル : Enhanced Integrated Drive Electronics
パソコンとハードディスクなどの記憶装置を接続する方式の一つ。Western Digital社が提唱した、IDE(ATA)方式の拡張仕様である。IDEでは2台までだった最大接続機器数は2系統2台ずつの合計4台まで増加し、CD-ROMドライブなどハードディスク以外の機器も接続できるようになった。IDEではハードディスクの最大容量が528MBに制限されていたが、8.4GBまでのハードディスクが使えるよう改善された。データ転送速度の向上も図られた。後にアメリカ規格協会(ANSI)によって、ハードディスク部分の仕様はATA-2、ハードディスク以外の機器の接続に関する仕様はATAPIとして、規格化された。
Ultra ATA 【Ultra DMA】
読み方 : ウルトラエーティーエー
フルスペル : Ultra AT Attachment
別名 : UATA, ATA-33, Ultra ATA/33, UDMA, DMA-33
1996年にQuantum社とIntel社が発表した、パソコンとハードディスクなどの記憶装置を接続するIDE(ATA)規格の拡張仕様。ATA-2として規格化されたEIDEの後継仕様で、1998年にANSIによってATA/ATAPI-4として標準化された。最高データ転送速度は33MB/sである。Quantum社はUltra ATAと呼んでいるが、Intel社は「Ultra DMA」と呼んでおり、他にもATA-33とかDMA-33などと呼ばれることもある。