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21グラム

21グラムのDVDを観ました。 バラバラになった話の断片をつなぎ合わせていく感じで、掴むのが難しく分からなかったところがいくつかあるのですが、解説していただけると嬉しいです。 (1)なぜクリスティーナ(心臓移植提供者の妻=ナオミ・ワッツ)はあんなに早くポール(心臓移植された者=ショーン・ペン)を愛すことができた?? ちょっと幼稚な疑問かと思うのですが、家族を失った悲しみからあんなに早く立ち直れないと思うんですよね・・・(私だけかもしれないのですが)。失って一人になってしまったからこそ、なのかもしれないけれど。。。 (2)ポールがクリスティーナに近付いたのは、感謝の意味よりも好きという恋愛感情から?? 私は感謝の意味だとばっかり思っていたので、あの展開に少しびっくりしてしまいました。探偵に依頼していたし・・・ (3)ジャック(心臓移植提供者をひき殺してしまった者=ベニチオ・デル・トロ)が自宅で家族4人で食事をしている場面で、子どもがケンかをし、男の子が女の子を叩いてしまうシーンがありました。そこでジャックは、女の子に手を前に出すように言い、その手を男の子に叩け!と言い叩かせました。あれはどうしてですか??ジャックの宗教の関係でしょうか? (4)ポールは、なぜ最後に自分を撃った?? よく分かりませんでした。せっかく心臓移植したのに!!って思ってしまいました。結局ジャックがやったということになりましたよね?ポールがジャックを撃つことはあったにしろ、自分を撃つとは思いませんでした。 (5)最後、病室で寝ているシーンは最初の方に病室で寝ているシーンと同じですよね。ということは、あの映画の内容は回想しているものなのでしょうか?? 時間のズレのようなものを組み合わせるのも難しくて・・・ 長文ですいません。 ハッキリと覚えていないので間違ったところもあるかと思うのですが、よろしくお願いします!

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回答No.1

読解力がない私が答えていいものかあれですが、私が感じたままに答えてみます。 (1)おっしゃるとおり私も「え?」と少し思いました。 孤独で精神が不安定な時に自分に好意を持ってくれる男性が現れて、心のより所になったのは確かな気がします。それが恋愛感情になったのかもしれないです。 (2)初めは自分のこの心臓を提供してくれたご主人の奥さんはどんな人なのかという好奇心と感謝なのかなと思いました。家族を亡くして孤独な彼女を見ているうちに好きになったのではないでしょうか?? (3)私もこのシーン凄く印象に残り謎でした!!私も宗教の関係なのかな?と思いました。で、オフィシャルHPの「来日レポート」にこのシーンについて監督のコメントが少し書かれていました。このシーンはジャックの矛盾な道徳心が出ているそうで、監督はこのシーンを「ブッシュシーン」(=平和のために暴力を使う)と呼んでいたそうでです。このシーンで暴力は駄目だと子供に言いつつもジャック本人は子供に暴力をしてるという矛盾した部分を現してるとか。 (4)ポールの移植した心臓はたしかその心臓も弱ってきていてそのままにしているといずれポールは死んでしまう?設定だった気がします。そのシーンの前辺りでポールは苦しくて弱ってきていたので、覚悟を決めて自分から死のうとしたのかなと思いました。 (5)あれれ…すみません…最後その寝てるシーン記憶にないッです……汗 記憶にないような私が回答して全然解釈違ってたら申し訳ないです。本当失礼しました。 私もこの映画気になっていたので他の方の回答が楽しみです。

saty59
質問者

お礼

回答ありがとうございます! こんなに早く回答がきてくれるなんて思ってなかったので嬉しかったです~。 回答者さんも私と同じように疑問に思ったりしてるんだなってちょっと安心しました。 (3)のジャックの疑問ですが、そうだったんですか!!pkiaejrkrtotさんの回答で謎が解けました。なるほど~そんな意味が隠されていたとは・・・! 私もHP見てみようかと思います!HPの存在すっかり忘れてました。 アッ・・・HPまだあるのか・・・!?(汗) でも、謎が解けたしとっても参考になりました☆ ありがとうございました!!

その他の回答 (1)

  • bluebetty
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回答No.2

解釈がむずかしいですよねえ… この映画。 わたしなりの解釈ですが… (1)質問者さんがおっしゃっている通り、大事な家族を失くして一人になってしまったことが大きな要因だと思います。立ち直った、のではなく、何かに支えられなければ生きていけないぎりぎりさがそこにあるような気がします。愛情とは少し違うかな?とわたしは思っています。(でもハッキリ「愛してるわ」って言ってるんですよね…^^;)そして自分の夫の心臓がポールの中にあることで、ますますその“愛情”は深まっていったように感じます。 (2)これは、ポールは最初は興味と感謝の気持ちで彼女に近づいたと思います。が、薄幸な彼女を見ている内に、守ってあげたくなったのかも知れません。 これもわたしには愛情には思えません。冒頭のベッドシーンで、眠るクリスティーナを見つめるポールのまなざしが、やりきれない悲哀と慈愛に満ちているように見えます。でも単なる同情ではなく、妻への不審に傷ついた男の、依存のようなものをわたしは感じました。 (3)わたしも宗教上の行為だと思っていました。 「右頬を打たれたら左頬も差し出せ」ってやつの逆バージョンなのかと(恥) でも、#1さんの回答を見て、合点がいきました。 たしかにDVDのデル・トロのインタビューでも、「ジャックは、ある意味で頭がよくないんだ」って宗教信仰の仕方と絡めて言っていたような。 (4)むずかしいですよね~。このシーン。 やはり、心臓移植したにも関わらず、その心臓が自分に合わず、苦しんでいたポールには、自分が長くないことをわかっていたのだと思います。 その自棄と、今目の前でジャックを殺さんばかりに殴りつけているクリスティーナを止める意味合いで、彼は自殺を図ったのだと思っています。 それから、ジャックは「俺が撃った」と言っていますが、結局それは虚言だと警察が分かったシーンがあったと思います。(なのでジャックも家族のもとに帰ることができました) (4)については、あれは最初のシーンと最後のシーンはたしかに同じですが、回想とは少し違う気がします。とにかく時間系列がバラバラなので、視点もどんどん飛びまくっています。(普通の回想シーンだったら、視点は一人に絞られることが多いです。『タイタニック』は違いますが…)観客は最後まで見て、ひとつひとつのシーンを頭の中で時間系列順に構築していかなくてはなりません。 そういうつくりの映画なのでしょうね。

saty59
質問者

お礼

回答ありがとうございます! なんか私だけこの映画見て「難しい~!!」って言ってるのかと思っていたので、安心しました。 (1)は「そうそうそう!」という感じです!愛情とは違うと思うんだけど・・・。やっぱり夫の心臓がポールの中にあるってことが大きいのかもしれないですね~。 (3)は#1の方の回答でよく分かりましたよね!納得がいきました。   細かく分かりやすかったです。なるほどな~って解決しました。 ありがとうございました!!

saty59
質問者

補足

もうちょっと回答がくるかと待っていたのですが、もうこなそうなので締め切ります。 けっこう前の映画で回答が来るかとチョット心配しながら質問したのですが、二件も回答くださって嬉しいです♪ 解釈もできたし、参考になりました! ありがとうございました!!