次の4世代があります。
(1)6x7 (ミラーアップなし)
(2)6x7MLU(ミラーロックアップ)
(3)67
(4)67 II
67 IIの「II」は、1文字で書くと機種依存文字になりますので、ご注意下さい。
(1)と(2)は、ミラーアップ有無の差です。外見的には、ミラーアップボタンがあることだけの差です。
(2)と(3)は、内部的には変わっているようですが、実用的には、あまり変わりません。レンズのブランド名が「SMCタクマー」から{SMCペンタックス」に変わりましたので、それに伴うデザイン変更が主だろうと思います。なお、1~2年くらい前の情報ですが、(3)は故障した時に修理可能、(2)は不可能でした。
(4)は、外見が大きく変わり、内部機構も大幅に改善されたそうですが、実用的には、AEファインダーが装着可能になったことくらいで、あまり目立った改善はありません。内部機構では、巻き上げレバーが故障しにくくなったそうです(つまり(1)~(3)は、巻き上げレバーが故障しやすいです)。
私は、(4)を除くボディを、各3~4台くらい持っていますが、普段はあまり区別することなく使っています。ミラーアップしたい時だけ、注意して(1)を使わないようにするだけです。
レンズは、全部共通です。ファインダーも、AEファインダーが(4)専用である以外は、全部使えます(ただし、昔のTTLファインダーが(4)で使えるかどうか自信なし・・・折りたたみフードなどは使えます)。グリップは、(1)~(3)は共通ですが、(4)はわかりません。
細かいことですが、電池切れ用のリセットスイッチが、(4)はレバー式になったため、バルブ無電源改造がしづらくなりました。
お勧めは、値段が安く、一応ミラーアップもありますので、(2)でしょうか。故障したらおしまいですが、もう1台買えば済むことです。修理代が、かなり高いカメラですので。
ペンタ67は、中判カメラの定番中の定番です。中判の良さ(写り)も悪さ(重さ、大きさ)も、両方とも的確に味わえるでしょう。
ペンタ67のレンズは、概ね定評があり、特に標準~中望遠は優れていると思いますが、広角系はコマ収差が結構多いです。
中古を買う際の注意事項としては、内部(ファインダーを外すと見えます。)にあるチェーンが切れていることが結構多く、これが切れているとTTLが使えません。ご確認下さい。
お礼
お礼が遅くなりすみませんでした。 hal-9000さんの回答を参考に(3)を購入しようと思います。 見やすく、分かりやすい回答で本当にありがとうございました!