DVD-ROMとは、
CDと同じ大きさでCDの7倍(片面一層、4,7GB時、最大で片面2層8,5GB、両面ならその2倍記録できる)の密度を持つメディア。ROMとはRead Only Memory(読み出し専用)の略。書き込みはできません。ROMベースの規格にはDVD-VIDEO、Audioなどの規格がある。
ちなみに、ビデオ映像なら133分を1枚に納められる。
DVD-RAM、松下などが開発しDVDフォーラムが策定した、書き換え可能なDVD規格。RAMとはRandom Access Memoryの略。DVD-ROMとの互換性はないのが欠点。ランダムアクセス速度が速く、動作は軽快、書き込み速度が速いのが特徴。10万回前後の書き換えが可能。
DVD-RW(ディブイディダッシュアールダブリュ<リライタブル>)、パイオニアなどが策定。RWとはReWritableの略で書き換え可能の意。DVD-ROMと互換が高いため、既存ドライブ(一部除く)
でも使えるのが売り。速度やアクセス面ではRAMに劣る。1000回の書き換えが可能とする。
DVD-R、DVDフォーラム。RとはRecordable(追記型)の略でwrite once(一回の書き込み限り)しかできない。高いROM互換(一部機種を除く)を持ち、DVD-Rに作成・保存したビデオは、既存ドライブでDVD-VIDEOとして利用可能。
DVD+RW(DVDプラスアールダブリュ<プラスリライタブル>)、ソニー・フィリップス、HP、リコーなど。その名の通り前に書いたDVD-RWに近いように見えるが実際は違う。現在市販化直前のドライブで、既にリコー・フィリップスが販売前の量産に入っているとされる。DVD-ROMとの互換は極めて高く。既存ドライブやプレーヤーの大半で問題なく扱える(プレイステーション2などでも可能)のが特徴。速度、ランダムアクセスは最も高速で、読み出し、書き込みともに群を抜いて速いらしい。DVD-RW/+RW/RとCD-R/RW互換のドライブがソニーから発売予定です。
いずれも容量は4,7GBとなります。
これが、一応の規格です。5つかな?
でももう、DVDのHD規格など(これも規格が別れており今より規格が増える可能性も)が再来年頃には登場予定で、実際これらが標準になる可能性は薄れています。
規格乱立で、買うには勇気がいるでしょう。DVDフォーラム策定なら大丈夫とか・・・は思わない方が良いですよ。どれも将来性を考えると今は買いではないです。
一番良いのはD-VHSを買ってデジタルで保存することでしょう。テープ規格は安定性、信頼性、互換性などで定評が高く、ちょっとしたミスでデータが消えるディスクより保存性も良いです。D-VHSテープでLS3モード記録すれば8時間テープ(SDモード)で24時間保存できますからかさばらないかと思いますよ。欠点といえば、再生を繰り返すと劣化しやすいぐらいですか・・・接触型ですから仕方ないですけど・・・