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スピーカーの大きさについて
こんばんは、よろしくお願いします。 以前にどこかで、「スピーカーの音の質は、スピーカーの大きさに比例する」という内容のことを耳にしたのですが、これは真実なのでしょうか? 現在手元にはオンキョーのコンポがあるのですが、それとは別に、結構大きめのスピーカーを持っています。これがかなり古くて、30年ぐらい前のものです。どちらの方が音質は良いと思われますか?詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。
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>「スピーカーの音の質は、スピーカーの大きさに比例する」 という件に関してですが、注意しなければならない点として、「音質」は「評価」であって、比例というような概念には適さないということがあります。大型スピーカーでしか得られないものもありますが、逆に小型スピーカーでしかえられないものもあります。 大型スピーカーの魅力としては、以下のような点でしょう。 1.低音の再生能力 一般に、大きいものの方がより低い音まで再生できます。 また、重量感とスピード感の両立が容易になるように思います。 2.迫力 一般に、大型になるほど迫力が増します。 3.歪みの低下 一般に、帯域ごとに多くのユニットを使った方が、そのユニットの理想的な動作範囲で動作させられるようになり、歪み感が減少します。 逆に小型スピーカーのメリットは、以下のような点です。 1.音場・定位に優れる 一般に、小型であればあるほど音場が広がり、定位が良くなります。 2.部屋に影響されにくい 特に低音域において、狭い部屋であっても低音過剰とならず、キレの良さを維持できます。 3.音の素直さ ネットワーク素子が少なくて済むため、位相特性にすぐれ、またパーツの音が乗りにくくて、ユニットの音がストレートに出てきやすくなります。 デメリットに関しても、ほぼ裏返しの関係です。 近年は技術も進歩していますので、小型のユニットでも十分な低音再生能力を備えたものが多くなっています。その一方で、大型スピーカーにしかない魅力を求めて愛用する人が少なくないのも事実でしょう。 どちらの方が良いかは、やはり聴いてみないと分かりません。
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- BoiledEgg
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ご質問に対しましては、これまでの皆様の見識あるご回答で尽くされていますので、経験をふまえてご参考までに。 1. スピーカの寿命について 痛みやすいのはスピーカのエッジで、特に発泡ウレタンを使用している場合では15年くらい経ちますと手で触れただけでボロボロととれてしまします。 そこまでいかなくてもここがへたると、ダンピングが効かずに音に締まりがなくなります。徐々に起こる劣化なので、気がつきにくいかもしれませんね。 2ウェイ以上のスピーカではネットワークのコンデンサと、レヴェル調整のアッテネータの接触が劣化します。アンプのvolumeと一緒で回すとガリガリといやな音を立てます。 一般的には車と一緒で新しい方が性能はよいことが多いのですが、なにせ極めつきの趣味の世界のこと。かく申す私も30年くらい前に購入したフロア型スピーカ(Exclusive EW-302、2 wayで使用し、ユニットはすべてホーン型)をいまだに愛用しています。 2. スピーカの音の質について これまでにも述べられていますようにスピーカの大きさが大きくなれば小さいものよりはそれなりに余裕のある音が出せます。しかし生の音と比べれば所詮、五十歩百歩。お好みに応じてと申す他はありません。 これまでに4度の引っ越しを通じて痛感したことのひとつ。スピーカを置いている部屋により、同じスピーカとは思えないくらい音が変わります。 しかし、いずれにしましても素性のよいスピーカがひどい音で鳴ることはあり得ても、素性の悪いスピーカがよい音で鳴ることは「絶対に」ないといえます。 私にとって素性のよいスピーカとは?バランスのとれた自然な音で刺激的な音を出さず、長時間聴いても聴き疲れのしないもの。いえば簡単ですが、なかなかあるようでないですね。
お礼
経験をふまえた細かいご回答、ありがとうございます。 皆様のご意見によると、「新しければいいというものでもないし、大きければ良いというわけでもない」といった感じでしょうか。 大変参考になりました。ありがとうございます。
- ponrin-abi
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スピーカーの大きさには比例しません!そんなこと言ってるやつはオバカさんです。 30年もたつと経年変化でそのスピーカーの本来もっているクオリティーが、かなりおちてると思われるのですが、やっぱりNo.2さんの言うとおり聞いてみないとわかりません。自分の耳を信じて下さい。
お礼
わかりました。じっくり聴き込んでみます。 確かに経年変化によるクオリティー劣化は心配していたんです。 ありがとうございました。
- blue5586p
- ベストアンサー率27% (1611/5842)
スピーカーシステムには、低音を再生するためのウーハー、中音用のスコーカー、高音用のトゥイーターがあり、ウーハーは大口径で、スコーカー、トゥイーターは小口径であることからわかるように、大型になるほど低音の再生で有利になります。 ミニコンポなどの小型スピーカーでは、どうしても低音の再生に限界がありますが、音質は、低音だけで決まるものではなく、中音、高音とのバランスも重要ですし、さらにリスニングルームの条件、再生されるソースの種類、リスナーの方の好みもありますので、 大型のスピーカーほど高音質とは、一概にはいえません。 30年ほど前のスピーカーですが、当時は今と違い ピュア・オーディオ全盛期で、メーカー側も、今のようなコンポでなく、アンプ、プレーヤー、スピーカー 、デッキなどを、ユーザーが自由に組み合わせて選ぶ というスタイルが主流でした。 その頃のオーディオは、大人のものでしたから、もしかすれば、30年前の大型スピーカーシステムは、 今のコンポより、再生されるソースによっては、良い音を聴かせてくれるかも知れません。 参考URLのページに、懐かしのオーディオ機器の各種がありますので、もしかすればお手持ちのスピーカーと同じような機種があるかも知れません。
お礼
参考URLまで紹介していただきありがとうございます。自分のものとよく似たものが何個かありました。 やはりスピーカーも適材適所ということでしょうか。なかなか難しいものですね。 とても参考になりました。ありがとうございます。
- kyoko3
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スピーカーのコーンに破れや変形が無く、その他不良部品がなければ30年経過したスピーカーでも十分良い音を再生してくれます。 大きい径のスピーカーほど「音に余裕」があります。 大音量で聴くことがなくても大きいスピーカーは聴くからにその余裕ある音質から心地さを感じます。 オンキョーのコンポをお持ちだということなので、同等のレベル出力に合わせて聴き比べられると良いでしょう。
お礼
わかりました。「大きいスピーカーの方が音が柔らかく感じる」という自分の感想は間違っていなかったのでしょうか。 アドバイスどうもありがとうございました。
- mermaid2004
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● どちらが良いかは難しいですね ● 昔も今も スピーカーはピンがらキリまで有ります。 ● 私も25年前のスピーカーで25Cmと20Cmが有りましたが、25Cmは音質の関係で処分しました、20Cmは今も使っています。 ● 最近12cmのスピーカーを買いましたが、昔の20Cmと大差有りません。 ● 最近のスピーカーは小型で迫力もあり、音も良いです 結論 スピーカーを比べ、聞いてみないと判断できません
お礼
そうですか。自分で聴いた感じでは、大きいほうが、音が柔らかく感じるのですが、音質のよさとなると判断がつかないもので… ありがとうございました。
- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
スピーカーの大きさには比例しません。 大きくなると低音の再生に有利になりますが、高音の再生が不利になります。 ですから、ほとんどのSPが3ウェイ等分割して使用し、 フルレンジと呼ばれる全帯域再生SPは18cm程度が一番多いです。
お礼
なるほど、それぞれ適した用途があるんですね。 ありがとうございました。
お礼
やはり適材適所ということと、音の好みが関係してくるのでしょうか。 大変参考になりました。ありがとうございます。