Photoshopは5.5→6.5→7→CSと使ってきましたが、徐々に良くなっているという印象です。具体的には、
5→6
文字入力が便利になった。(5の頃は文字を入力しようとするとまず入力ボックスが出て、そこにタイプした文字がキャンバスに反映されるという流れでしたが、6以降ではキャンバス上に直接入力できるようになり、直感的なデザインができます)
6→7
これはMac版がOSX対応になったときに変わったもので、仕様そのものは5→6程は変わっていないという印象でした。ただし新しい機能もいくつかあり、各ツールのオプションをひとつのオプションバーから選べるようになったのがよかったです(それまではそれぞれのツール専用のオプションウィンドウを開かなくてはならなかったのです。)また、ファイルブラウザーが搭載され、フォトショップ上でローカルの画像データをアルバムのようにブラウズできるようになりました(表示が重くて使い物になりませんでしたが…)
7→CS
CSの特徴としてはデジカメのRAWデータというフォーマットを直接読み込めるようになったことが大きいでしょう。また、フィルターを適用する前に一覧で他のフィルターをかけたときの効果も視覚的に確認できるようになっています。あとおまけのようなものですが、複数の写真からパノラマ写真を作るオプションも追加されていて、なかなかおもしろいです。
全体的にはPhotoshopはバージョンがあがるごとにデジカメユーザーやWEBクリエーター向けになっている印象です。パス機能の操作性も良くなっていて、WEBで使用する程度であればIllustratorなしでもある程度のデザインができます。付属のImageReadyもWEB用に特化した機能が増えています。
一方、Illustratorはあまり使い込んでいないので他の方の説明にお任せしますが、Flashとの連携などやはりWEBを意識した機能が増えているようです。ただ、現場ではやはり8ユーザーが圧倒的に多く、理由はなんといっても軽さでしょう。たしかに9以降は極端に重い印象です。
また、Adobe Creative Suiteの特徴として、Version Cueというソフトがあります。これはグループで同一ファイルの作業をするときなどに使う管理ツールで、お仕事でうまく活かせれば効率的で便利かもしれませんね。
お礼
大変詳しくバージョン差について 教えていただきありがとうございました! 参考になりました。 親切に感謝します。 ありがとうございました。