Q/DVD+RDLは録画し直しができますか?
A/ライトワンスメディアである、DVD-Rや+R(Recordable)は追記はできても書き換えはできません。そのため、録画し直すことはできません。記録は一発勝負です。
Q/またDVD+RDLで録画したのは他のどのDVDプレーヤでも見ることができますか?DVDを見ることのできるパソコンで見ることができますか?
A/最も互換性が高いとされるDVD-Rでも、古いDVDプレーヤーでは再生できないことがあります。そもそも、DVDの書き込み規格はDVD-ROM(読み出し専用のセル規格)ができてから策定されたものであるため、策定される以前及び直後のプレーヤーやドライブでは再生保証ができません。
DVD+R系のメディアは、それに加えてDVDForumと呼ばれるDVD規格化団体の規格に属していない規格外の互換メディアですからDVD-Rより、よりは多くの機器で再生できなくなります。
まあ、最近の製品ならたいてい再生できますが、古い製品だと東芝、松下、日立などのメーカーの機器で再生できないものもあります。
ちなみに、ROM化というのはDVD書き込みメディアにあるID(BOOK Typeという)を強制的にDVD-ROMのIDに変更することを指します。DVD-Rが再生できる装置でDVD+Rが再生できない場合には、再生できる確率が高くなります。DVD+Rには効果が高いです。
ただし、DVD+R DLの場合はそれ以外に書き込みの方法の違いがあるため、必ずしも効果があるとはいえません。
このBOOKTypeの変更は、ソニーやリコーなど一部のメーカーが販売しているパソコン用のDVD±R/RWドライブで専用のツールを搭載しておりそれを用いることでできます。すべてのドライブが変更に対応しているわけではありません。
個人的には、最上位の互換性を確保するならDVD+RではなくDVD-Rを使うことを推奨します。まもなくDL規格も執行されるため、1月~2月にはDVD-R DLで8,5GB対応のドライブが登場します。すでに、プレクスターの製品ではファームウェアの更新で2倍速書き込み対応品が出ていますけどね。
お礼
お忙しい中アドバイスをありがとうございました。 とてもわかりやすく書いてあり、助かりました。
補足
追記と再録画とはどうちがいますか?