Flash のバケツツールは、線のみの絵を描いた後からでも塗りつぶせますし、完全に閉じた図形でなくても塗りつぶせます。
バケツツールを選び、ツールボックスの下の方を見てください。「オプション」の項目に、アイコンが2つ、並んでいるかと思います。
この左のアイコンが、線と線の間がどのくらい開いていても、”閉じた図形”と見なして塗りつぶすかの設定です。
最大の「大きい隙間を閉じる」にしても塗りつぶせない場合は、2箇所以上大きな隙間が空いている・隙間が大きすぎるなど、そもそも塗りつぶせるような図形になっていない可能性があります。この場合はバケツツールでも塗りつぶせません。
Flash MX 2004 からは多角形を描くツールが追加されました。正多角形と星は、このツールを使うと簡単に描けます。
多角形ツールは、普段は四角形ツールと同じところに並んでいます。四角形ツールのアイコンをクリックすると、リストが出てきて多角形ツールに切り替えることができます。
多角形ツールを選んだ状態で「プロパティ」パネルを見ると、「オプション...」というボタンがありますので、これを押してください。
「ツールの設定」ダイアログが開きます。「スタイル」のリストから”多角形”を選ぶと正多角形、”星”を選ぶと星を描画できます。
星を描く時は、「星のポイントサイズ」で角の鋭さを調節できます。この設定は、多角形を描く時は意味を持ちません。
多角形ツールで描画した多角形や星も、描画した後は普通のシェイプと同じです。選択ツールやダイレクト選択ツールで選択したり、パスを編集したりすることも可能です。