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心配性?

知り合いの既婚女性が以前にガスを切り忘れたことがあり その女性の単身赴任の旦那様が監視用に遠隔カメラを設置しました。 一定方向しか映らないカメラかと思っていたら、カメラの上下左右を動かせたり、 音声も聞こえたり、外から音声を伝えることも出来るそうです。 日曜日に、何かの音がずっと鳴ってる と 帰宅してきた彼女に旦那様がカメラのスピーカー経由伝えたそうですが、原因は冷蔵庫の扉が閉まってなくて、冷蔵庫からブザー音みたいなのが発信されてたようです。 そこまで出来るカメラなのかと感心はしつつも、そんな監視用に設置する家庭、夫婦は珍しいでしょうか?

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回答No.1

かなり珍しいし特殊で、それだけではなくプライバシの侵害も気になるところです。プライバシは一般に、「同意をしていても侵害は侵害」とされるほど、強力に保護されている権利です。 他方、認知症だったり、行動に関する発達障害だったりを持っていると、基本的な生活に関する最低限の安全や合理性も確保できないことがあるので、その度合いに応じた範囲で且つ、相手の承諾が得られているのなら、プライバシ侵害とはならないだろうと言えます。 たとえば冷蔵庫のドアが閉まっていなくても死にはしないし、冷却が始まらないから電気代が爆発的に上がるでもなく、中にあるものが常温になって傷みやすいこと、それによって腐った食品を口にする可能性が高まるぐらいで、常時監視と引き換えになるほどのことだとは思えません。 そのカメラのマイクが音を拾う範囲にいるうちは音声も収録されるのでしょうから、電話の内容も筒抜けになるのは、やましいことがなかろうが心理的負担は感じることでしょう。 この点は明らかに、プライバシ侵害が過剰となる部分だと思います。 夫婦間だろうが、目の前で肉眼で裸を見られるのと、それを映像や写真に記録されるのとでは比較にならない違いがあって、「夫婦だから」「いつも見ているのだし」というのは何の説明にもならず、この部分のプライバシ侵害性も行き過ぎで、精神的DVに当たると裁判所や弁護士が言っていても疑問はありません。そうだよな、とシンプルに同意です。 ガスは都市ガスでもプロパンガスでも今は、長くバルブが開きっぱなしになると、一定時間が経過した後で音や光で警報を発したり、提供会社から電話が掛かってきたり、メーター検針員がインタフォンを鳴らして状況の問い合わせをしたりします。 あるいはガスコンロで消し忘れや不完全な操作で「火は消えたけどガスは出っぱなし」になると速やかに警報が発せられます。 ガス床暖房に使われるぐらいの少量のガスが出続けるのを正しく遠隔監視できるかは知りませんが、料理や給湯器に使われる量のガスが流れ続ければ、供給会社は離れた所から供給を止めた上で、電話や訪問で問い合わせをして、安全確認をした後で供給再開をします。 電気の漏電も同様です。 それでも防げず出火した場合、現在はすべての住宅に火災報知器があり、ガス漏れ放置器も割と多くの住宅に装備されているので、監視は不要です。 加えて単身赴任とのことなので夫は仕事をしているのだろうと思いますが、「見られるときだけは見る」監視には安全確認の信頼性がないことは、あなたも分かるはずです。見てないときに意味ないじゃん、と。 など、電気にもガスにも多重の安全機構があるので、そもそも数回の「切り忘れ」が監視カメラを設置する理由にはなるとは思えず、文字通りの「(妻の行動や会話を)監視」が目的の設置であることは間違いないだろうと思います。 そういった監視はDVとプライバシの侵害に当たるとは断言できるでしょう。 DV相談ダイヤルでは匿名での相談も可能です。あなたがその妻の立場を名乗って、状況を説明して「これってDVに当たるか?」と質問してみては。合理性を欠いていて安全のためとは言い難く、DVに当たると考えられるとの答えが返ってくるのではないかと思います。 そういう夫婦では、そうではない夫婦と比べると何百倍も何千倍ものリスクで後々、傷害や殺人などの事件に発展するので、お知り合いのその方に改めて話してみてはどうでしょうか。 本人が望んで「そういう機能や性能の監視カメラ」の設置をしてもらって、自分の安全を確保したいということなら問題ありませんが、夫の一存で設置したものですよね。 多分、カメラにカバーをして見えなくすると、あれこれ理由をつけて激しく怒り出すのではないかと思います。 一方で妻に過去、不倫の履歴があるとか、不倫の未遂の履歴がいくつもあるなどするなら信頼関係が損なわれていると言えて、その場合には「カメラ監視がいやならば離婚する権利がある。その権利を行使しないのならば、必ずしもプライバシの侵害だと断定まではできない」といったところかと思います。 自殺未遂を図ったことがある、という種類の事情に対する監視としてはやはり「見られる時だけ見ることができる」のは保護の能力を欠いているので、やはり正当だとは考えづらく、どうしても不安ならば通院や入院を先に検討すべきで、入院には至らなかった代わりに、『同意を得て』設置する、というのが最低限の準備だと思います。 話さないだけで既に精神的(モラハラ)・経済的DV被害に遭っているのかもしれませんね。少し踏み込んで話を訊いてみてもいいんじゃないでしょうか。あるいは「立ち入って訊いて欲しい。DV被害に遭っていると私から聞き出して欲しい。訊かれたから答えたという体裁で、周囲に話す機会を与えて欲しい」というSOSサインの可能性も少し考えられます。

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