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T&L搭載ってどういうこと?
シムズ2を購入したのですが、 起動途中で反応がなくなってしまいプレイ出来ずに困っています。 フリーズというよりも、音楽は流れているのにそこから先に進まない感じで…。 必要動作環境は満たしているはずなのに~、と思っていたのですが、 一つだけ思い当たるところがありまして、それがVRAMというやつでした。 私には本当に何のことか分かりません…。 以前シムシティ4をプレイ出来たので問題視していなかったのですが、 シムシティ4の時推奨環境とされていたのが「ビデオRAM32MB以上」で、 今回シムズ2ではそれが「T&L搭載のVRAM32MB以上」となっています。 この違いは大きいでしょうか? ゲームがプレイ出来なくなるくらいの大事なことなのでしょうか? もう考えられる原因がコレか、商品自体が不良品か、しかないんです。 私のパソコンはダイナブックのノートPCで、去年の11月頃に購入したものなんです。
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Q/この違いは大きいでしょうか? A/T&LとはHardware Transforming And Lightingの略です。ハードウェアによる変形と光源という意味で、DirectX7,0で実装されたグラフィックス技術のこと。 これまでは、パソコンのCPUが行っていた陰影技術処理を全てグラフィクスチップ(グラフィックスアクセラレータ)で行うというものです。 これによって、高速でよりリアルな画像をリアルタイムに処理することができます。3Dゲームでは、最も重要な部分でCPU以上に大事です。CPUが推奨値に達していなくとも、グラフィクスが強ければゲームは動く場合が多いですからね。 シムズでは最低でこの技術をサポートする必要があると考えれます。 RADEON256以上とGeforce256以上のビデオカードとXabre、XP4、SIS650などのグラフィックスで実装されています。 ちなみに、これは最低限必要と考えられる機能です。 シムズでは、サポートAPIがDirectX9,0cであることから、DirectX7,0の技術を使った物ではありません。最新のグラフィック技術を使うために、7,0より以前の技術を切り捨てているのです。 シムシティ4ではDirectX6,0世代にも互換を持たしていたため、使えた製品も多いでしょうが7,0世代から先はグラフィックス統合のチップセットやビデオメモリをメインメモリと共有する製品。RIVA TNT2及び、RAGEシリーズ以下の製品では動作しないもの、ドライバの更新が必要なものが多くなると考えられます。 ところで、DirectX7用のグラフィックスが使われているのですが、ソフトウェアの説明サイトでは9,0cを必要としているのは何故かご存じですか? それは、先にも述べたように7,0が最小サポートであるためで、それ以上必要だからです。 9,0cで使われる技術はT&Lより遙かに優れたProgrammable Shader(プログラミングによる陰影技術、以下PS)を用います。T&Lでは既に決まった光源と変形を用いて決まった方向からの陰しかつけられませんが、PSではVertex Shader(頂点陰影技術)とPixel Sharde(画素単位での陰影)の2種類をサポートすることであらゆる光源を自由に使いいろいろな陰をつけたり緻密な3Dを作ることができます。その最新世代となるSharder3,0に対応します。 現在それに対応するのは、RADEON X世代とGeforce6x00世代の2種類となります。 このDirectX9世代の最新ゲームは、ノートでやると厳しいでしょうね。やるなら、NECのLavieRXのような製品なら快適レベルになるでしょう。少なくとも、メインメモリとグラフィックスメモリ(ビデオメモリ)が共有となっている製品ではなかなか快適な動作はしにくいでしょう。動かない物も多いです。
お礼
丁寧に教えて下さり、ありがとうございます! シムシティ4が出来たから、単純に「大丈夫だろう」とタカをくくっていたんですが、 やっぱり今のではなかなか難しいのかもしれません。 個人的にはキレイな画像よりも、今はとりあえずプレイさせてくれ~って感じなんですが(笑)