こんにちは、ID非公開さん
>中1からクラリネットを始めた中2です。
>始めてから3ヶ月
>「タンギングできてないな~」
>始めてから1年(今)
>「タンギングキツイなー」
>どうすれば柔らかい(?)タンギングが出来ますか?
そのお考えはともすると寝ぼけたような音色のタンギングになる可能性があります。
クラリネットのタンギングは柔らかいでは無くて、ハッキリとしたアタック(=パッと音が出る)ですよ。
>それと、タンギングの上達法があれば教えて頂きたいです!
それは、誰でも一に練習、二に練習、三四が無くて五に練習あるのみです。
なぜかというとお口の中に異物を入れて、その異物に舌の接触~引き剥がしを繰り返すことなんて、誰だって初めてで最初から速いテンポで出来る要素がありません(;_;)
キツくて当然でそれが楽になるまで筋トレ(タンギング練習と休息、栄養の摂取、十分な睡眠)を繰り返すしか無いのです。
で先の回答者さんのタンギング練習の引用ですけど、初心者の方が陥りやすい解釈について補足します。
|引用
|初めは♩=60、ハ長調(C-dur)の音階でゆっくり自分ができるテンポで始めましょう。
|舌の位置はリードの先端に近い位置で、タンギングする際は舌の先端部分をリードの先端に軽くふれ、息の圧力をかけ、リードから舌を離し発音します。タンギングはリードをつくイメージが強いですが、つくのではなく離すです。
「舌の先端部分をリードの先端に軽くふれ」と書いてある部分ですが「舌の先端」とは言ってません。
あくまでも舌の先端から太くなる部分の上側でリードの先端に近いところです。
初心者さんの中には先端部分を先端と誤解してリードの先端で舌を切って流血する事故が散見されます。
お口の中に仕掛け(マウスピースにリードを取り付けたパーツ)を入れると舌を楽にした状態でリードの先端に近い舌の部分は人によって違います。
マウスピースを深く咥える人は、舌の根の方に近くなりますし、浅く咥える方は舌の先頭に近くなりますが、舌の先頭がリードの先頭に来る方はマウスピースを咥える以上いないはずです(^^;
マウスピースを音色で選ぶ方が多いです。
しかしどの位深く咥えればよい音がするのかの観点は、タンギングに影響します。
そのためにマウスピースのフェイシング(リードの振動する部分を自由にする部分)の長さは、バンドーレンの場合にはMS、M、ML、Lと4種類用意されています(^^)v
|ポイントは深い呼吸をして、充分な息を楽器に流しリードを振動させ響かせることです。これは、ロングトーン練習をする時にも同じことが言えます。
|常に息を意識して、身体に無駄な力が入らないようにしましょう。
|音の出始めを特に意識して、自分が思ったタイミングでタンギングできるように練習しましょう。
タンギングして発音することをアタックと言います。
自分が思ったタイミングでアタック出来るためには、質問者さんが掛けることが出来る息圧で振動しきれる強度のリードがマウスピースに取り付けられている必要があるんです。
ロングトーンをするときに指先にビリビリ振動が伝わるような感覚のある練習をしましょう!
|四分音符でできるようになったら、八分音符、三連符、十六分音符と細かくしていきましょう。
|4444|88 88 88 88|333 333 333 333|FFFF FFFF FFFF FFFF:‖
というタンギング練習ですけど小節の頭は必ず少し強調して下さい。
4分の4拍子の拍子を忘れないためです(^^)
|単音での発音に慣れてきたら、スケール練習と一緒にアーティキュレーションの練習を行うと、効率よく練習できると思います。
|ただ、たくさんタンギング練習をしているうちに、だんだん舌に力が入り喉が上がりやすくなってきます。
|舌に無駄な力が入っていないかどうか常に意識しながら練習をしましょう。
ウォーミングアップに12の長音階を広い音域(下第4間ミから上第4線ソぐらい)を使って様々なアーティキュレーション(スラーとタンギングまたはスタッカートの組み合わせ)で練習すると良いのです。
たいていの音階練習ドリルには様々なアーティキュレーションがまとめられているので利用しましょう!m(__)m
P.S.
σ(^_^;は、バンドーレン5RV Profile88に同社の青箱(Traditional)3番の箱のリード10枚を1回の練習で全部吹きます(リードローテーション)。
箱の中には硬いリード柔らかいリードと様々なリードがあるので硬いリードはアンブシュアの筋トレに利用出来るし、柔らか目のリードは長時間スタミナ持つので指練やタンギング練習にちょうどいいんですよm(__)m
お礼
解答ありがとうございます。 ご回答いただいたように、とにかく練習頑張ってみます。 入部したばかりの後輩と共に上達できるよう、基本的なことから頑張ります!