san48300のプロフィール
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- 姉歯建築士は国会で証言しなければ懲役1年?
確か、本件が頻繁にニュースで出ていた時、姉歯建築士は建築基準法違反で有罪になったとしても、罰金50万円にしかならないと解説されていたと思います(同法は最高でも懲役1年)。他方、今日のニュースで、検察側は、懲役5年、罰金180万円の求刑を行っています。詳細は書いていませんでしたが、これほどの長い期間の懲役を求刑するということは、議院証言法違反をめいっぱい使っているのだと思います。 議員証言法をみると、確かに第6条で、偽証の陳述の場合は、「3月以上10年以下の懲役」となっているから、5年を求刑されてもおかしくありません。 ただ、そうなると、姉歯側の弁護士の戦略として、なぜ国会で証言させたのかがよく分かりません。あれだけ世間を騒がせることをしたら、国民感情的に50万円の罰金だけですむわけがなく、検察もあの手この手を使って、いろいろな法律を適用して、世間一般が納得するような長期間の懲役刑に持ち込みたいことは容易に想像がつきます。 単に、国会での証言を拒み続ければ良かったのではないでしょうか?そうしたら、第7条違反で、どんなに長くても一年の懲役で済みます。国会で醜態をさらす必要すらなくなります。 国会で嘘をついたら懲役10年(最長)、それがいやで国会での証言を拒み続けたら懲役1年(最長)というのは、非常にバランスが悪い気がしますが。そもそも、刑事訴追のおそれがある場合は、証言拒否もできるし、出ないことと比べて、嘘を言うことのウエイトがあまりにも重い気がしますが。 姉歯の弁護士は、どういう戦略で、国会で証言させたのでしょうか?ある程度都合のいいことを言えば、無罪になるとでも思ったのでしょうか? なお、純粋に法律の部分だけ知りたいので、「おまえは姉歯を擁護するのか」といった違う論点での回答はご遠慮ください。