fukujirou812のプロフィール

車になんて、興味なかったのにな 私は車が必要ない環境に住んでいたことから、28歳のときにようやく運転免許を取得しました。 車にもあまり興味はなく、運転免許をとりあえず取っておいて、たまに親の車に乗れればいいかな、なんて考えていました（あと、免許持ってないと周りもうるさかったので･･･）。 そんなことで、自動車教習所に通うことになり、いざ自動車の運転を経験をしたところ･･･自動車への考えかたが完全に変わってしまいました。 運転が楽しくて楽しくて、今まで運転しなかったことを後悔するぐらい、自動車が大好きになりました。 その後、私は無事に運転免許を取得したわけですが、自動車に対する思いが変わってしまっていた私は、すぐに自分の車が欲しくなりました。 でも、免許を取る前までは、車を買うつもりなんて全くなかったので、当然、自動車を買うための貯金なんてして私にはありませんでした。 そこで、私は車を買うための貯金をするようになりました。 自分の車を買うまでは、親の車で運転に慣れれば良いと、我慢しました。 親の車はセダンタイプの古い車だったのですが、この車で色々な場所にドライブに行きました。 友人と一緒のときもあったのですが、私は一人でボーっとドライブする時間が一番大好きでした。 親の車は古い車ではありましたが、ぶつけた跡や、擦った跡など全く無くて、外見はとても綺麗なものでした。 ある時に、壁にでもぶつけてしまったらどうしようと、親に冗談半分で話をしたところ、親は「色々なところにぶつけて良いよ。それで感覚をつかめばいいんだ。でも、交通事故は駄目よ。」と笑いながら言ってくれました。 あの言葉は、今でもとても感謝しています。 その後1回だけ、おもいっきりぶつけて車をへこませてしまい、親に土下座しました。 ちなみに擦ったことは何度か、いや、何度もありました･･･。 でも、そのおかげで私は、車の運転感覚をばっちりと身に着けることができました。 今でも私が、一度も交通事故を起こさずに、車に乗れているのは、親のあの時の言葉と、傷だらけになった親の車のおかげだと、感謝しています。