rutakanao の回答履歴

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  • オストワルド成長について

    高温で結晶粒が大きくなる現象を「オストワルド成長」といいます。 オストワルド成長の駆動力は界面エネルギー(「表面張力」と同じもの)です。 例えて言うならば、小さく膨らませた風船と大きく膨らませた風船をチューブでつなぐとどうなるか?小さいほど表面のゴムが空気に与える力が強いので、小さい風船から大きな風船に空気が流れていきます。同じような原理で鉄原子が小さな結晶粒から大きな結晶粒へ流れていってしまうのです。 鋼の場合結晶ですので優先成長方位だとかいろいろと複雑な機構があるのですが基本はこんなところです。 とあるのですが、大きな風船のほうが圧力が大きいので大きい風船から小さい風船へ空気が流れるのではないかと思うんですが、そこらへんを説明してもらえませんか?

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