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発達障害について教えてください。
ASDは、障害者手帳を発行するレベルでないと確定診断されないと複数の医師から聞きました。具体的には、「障害者手帳を発行して社会から特別な配慮をしてもらわないと社会生活を送っていけないくらいの重症度でないとASDとの診断にならない。正社員を続けられているなら間違いなくASDではなく、ASDグレーゾーンです。」と2人の医師からそれぞれきっぱりと言われました。そこで疑問に思ったのですが、例えばイーロン・マスクはASDであることを公表していますが、社会生活が送れています。また、米津玄師さんは20歳の時に高機能自閉症(ASD)の診断が出ていると自ら公表をしており、またASDではないですが勝間和代さんも発達障害(ADHD)であることを公表しています。ですが2人とも社会で成功をおさめています。医師の発言と実際の発達障害の人とで矛盾が生じていると思うのですが、どういうことなのでしょうか?
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- usaginounagiya
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自閉でも誰も持っていないような能力があれば、十分に 食っていけます。 社会生活に難があろうとうも、誰もが配慮してくれますし 一切を不問にしてくれます。 現在、手帳は就労に必要な場合、つまり障害枠での雇用に 必要な場合にのみ診断書を書いてもらえます。 また、普通に仕事が出来ているということを見ても、自閉 というのではない...と判断されたのでしょう。 さて、あなたも作詞作曲やビジネスの才能があれば社会で 稀な成功を収めることが可能です。 たった、それだけの事が分かりませんか? 正社員になればなかなかクビにすることは出来ません。 キツイ立ち位置に耐えて耐えて正社員を続けている場合 もありますが、大抵はクビ寸前というのが、皆さんそんな 感じです。 社会生活が送れているから自閉症かどうかの線引きではな いんです。 自閉症かどうかは、明確な基準があるんです。 アメリカの精神科医の学会が作ったDSMという精神科医 の為の統計と診断マニュアルというものがあります。 そこに、自閉症とはこういう特性を備えているものがそう なんです!とハッキリ書かれています。 要はそこに合致するかどうかなんです。 あなたの場合は、そこに合致しないことが多く、とても自 閉症には見えない...と判断されたのです。 で、あなたが認めないもんだから、社会生活が送れて会社員 も勤まっているのに、自閉症の現実はそんなもんじゃないん だよ!と言われているんです。 医師の発言と実際の障害の人の間に乖離はありません。 むしろ、一般人の自閉症やADHDの現実すら知らないあなた では、話になりません。 有名人や成功している人は能力があるから成しえたわけで、 脳力の無い一般の障害者の現実とあなたの現実では到底、合 致するところが無い!と言っているんです。 それこそ、有名人の障害者しか見ていないのは矛盾があり ます。成功している人では無く、市井の自閉やADHDの人 を見て、自分と何が違うのかを見つめられる人になってく ださい。 そんなに障害者になりたいんですか? ちなみに、手帳を取って会社に見せても誰からも理解して 貰えません。 だって、会社に専門家が居ないからです。 なかなか発達障害に本気で取り組んでいる企業ってそう 多くはないです。 私の勤め先も世界中に支社があり全従業員6000人規模で すが、誰も分かる人がいません。 なので、会社ではどうにも出来ないから自分で考えて欲 しい....と言われました。 どう見ても、私以上に知っている人間はどこを見渡して も皆無です。 配慮してくれる会社なら手帳が無くても適切に配慮して くれます。 ですので、手帳など特に必要性は無いんですよ。 手帳では無く診断書でも代用出来ます。 ただグレーゾーンでは、限りなく健常者ということですし クビにもならず仕事も干されていないのならほぼほぼ健常 者です。 私は自分の障害に気が付かなかった頃は、掃除だけしとけ! と一切仕事をさせてもらえず、半年間ひたすら同僚らが働く 横で掃除夫と化していました。 悲惨すぎる辛い思い出です。 多分、ここまでではないはずですし、多少仕事が出来ない 程度なんでしょう。 結局は自分で改善するしかないですので、初めから人に頼 ろうとする姿勢の人は、結局何も出来ないで終わりますよ。 自閉なりADHDがあって上手く克服出来ない人の典型です。
- yume358
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カウンセラーをしております。実際に医師からASDあるいはADHDの診断を受けた方との面接も度々あります。ASDもADHDも程度の差があります。それぞれの特性の濃い、薄いという言い方もするのですが、薄いものなら健常な方にも見られます。なのでASD(自閉スペクトラム症)はスペクトラム(連続体)という表現をし、健常者と障碍者との境が明確でないという考え方をします。このことは基本的にADHDも同様で、境がありません。ですから医師により、診断が異なることもあります。同じ患者に、A医師はASDと診断し、B医師は傾向はあるがASDまでいかない(グレーゾーン)と診断することはよくあります。 ASDは知的な高低を問わない概念なので、対人面の難しさを抱えながらも、知的に高い方は社会的に成功している方もいらっしゃいます。実は障害の診断は、特性を抱えていても、社会的に困難を抱えていなければ障碍者と診断しないという考え方があります。正社員を何年も続けていらっしゃるならば。社会的な困難を抱えていない=障碍者ではないという考え方をする医師がいることは不思議ではありません。 誰だったか忘れましたが、「障害でない発達障害」ということばを使われる専門家がいます。的を得たことばだと思います。
お礼
貴重なご回答をありがとうございます. なるほど,医師によって判断が異なるのですね.教えていただきありがとうございます また,「ASDは知的な高低を問わない概念なので、対人面の難しさを抱えながらも、知的に高い方は社会的に成功している方もいらっしゃいます。実は障害の診断は、特性を抱えていても、社会的に困難を抱えていなければ障碍者と診断しないという考え方があります。」 という点も大変勉強になりました. ご教示頂き,本当にありがとうございました.
- pipipi911
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お望みの回答にはならないのですが……或る学者さんは 人間誰しもが精神的な病に罹患していると云っていますし、私は 人間誰しも人格障害っぽい雰囲気があると感じております。 それに、メンタル系の障害や病気には、普通に 併症があったりします。 発達障害と云っても、症状には 「軽症」から「重症」まで、多様な グラデーションがあります。 発達障害であっても 目覚ましい結果・業績を遺している偉人級の人がいますし、 企業の日々の運営のコンダクターを担って 活躍している人もいます。 アナタ様の、 エスプリの奥の奥の奥の奥の 奥の奥の奥底に怒りの感情エネルギーを 抱え込まれていて、その負のエネルギーが 悪さをしたがっているのかも しれませんが……《矛盾》を論うよりも バリエーションの存する現実を受け容れて、 アナタ様の才能を活かす道を拓くスタンスの方が 賢明ではないでしょうか。 症状いろいろ、人生いろいろ: ひとつだけ云えるとすれば、 病者であれ障害者であれ健常者であれ、 所謂〈成功者〉は少数であるという現実なのですが、 要は、自身に与えられている知力・体力で 暮らすしかないのではないでしょうか。 どのような環境・状況であっても、めぐりの人達と 慈しみ合い、尊重し合い、支え合い、 補完し合って暮らせれば、 宜しいのではないでしょうか。 素晴らしい回答が 得られることを 祈って、おります。 Adieu.
お礼
丁寧なご回答をありがとうございます. >要は、自身に与えられている知力・体力で暮らすしかないのではないでしょうか。どのような環境・状況であっても、めぐりの人達と慈しみ合い、尊重し合い、支え合い、 補完し合って暮らせれば、宜しいのではないでしょうか。 ありがとうございます.仰るとおりだと思いました.現実世界やネットで否定的・批判的な意見をしてくる人がいる中で,大変励みになるお言葉を頂戴し,本当にありがとうございます.
補足
失礼ですが、あなたの妄想が過ぎます。私は医師から、「DSM5の基準に合致する特性が強く表れているが、でも環境に恵まれているためか正社員(正規雇用)として働けているから、ASDとの診断にはならない。特性的には黒だから、もし正規雇用で働けていない状況ならASDとの診断になるでしょう」と言われました。実際、私は会社員ではありません、ある意味特殊な職業で、人との関わりが極端に少ない仕事をしています。勝手な妄想で決めつけるのはやめて頂けませんか?