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回復パーティションがないが回復ドライブを作りたい!
新品SSDに換装されたwin11の中古PCを購入しました。 まずは回復ドライブを作成しようとしたところ、以下のメッセージが表示されました。 このPCでは回復ドライブを作成できません 必要ないくつかのファイルが見つかりません。PCが起動できないときに問題をトラブルシューティングするには、Windowsインストールディスクまたはメディアを使用してください。 そして、コンピューターの管理でパーティションを確認したところ、回復パーティションがありません。 ① 回復パーティションを作成すれば、回復ドライブを作成できますか?できる場合、回復パーティションの作成方法を教えてください。 ② エラーメッセージにあるように、Windowsインストールディスクまたはメディアがあれば、回復ドライブの代わりになるのでしょうか。
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- m_and_dmp
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回復パーティションがあれば回復ドライブを作成できます。 Windowsインストールメディアはおおむね、回復ドライブの代わりになります。 回復パテーティションを作成する方法 ■管理者としてコマンドプロンプトを起動 C:\Windows\system32> ディスクのパーティション構成を確認 C:\Windows\system32> C:\Windows\system32>diskpart DISKPART> DISKPART> list disk ディスク### 状態 サイズ 空き ダイナミック GPT ---------------- --------- ------- ---------- ------------- ----- *ディスク 0 オンライン 238 GB 77 GB ディスク 1 オンライン 1863 GB 0 B DISKPART> DISKPART> select disk 0 ディスク 0 が選択されました。 DISKPART> list partition Partition ### Type Size Offset ------------- ------------ ------------ ---------- Partition 1 予約 128 MB 17 KB Partition 2 システム 100 MB 130 MB Partition 3 プライマリ 79 GB 230 MB Partition 4 プライマリ 80 GB 80 GB ※Size, Offset は状況により異なる。 DISKPART> ■回復パーティションを作る。 ※回復パーティションのサイズの推奨値=1GiB(1024MB) DISKPART DISKPART>create partition primary size=1024 DISKPART>format quick fs=ntfs label="Recovery tools" DISKPART>assign letter="R" DISKPART> set id="de94bba4-06d1-4d40-a16a-bfd50179d6ac" DISKPART> gpt attributes=0x8000000000000001 選択された GPT パーティションに DiskPart で属性を割り当てました。 ※set idとgpt attributesがポイント。これらプロパティを設定すると回復パーティションとして扱われる。 正しく作成できれば、以下のような感じで認識される。 DISKPART> list partition Partition ### Type Size Offset ------------- ------------ ------------ ---------- Partition 1 予約 128 MB 17 KB Partition 2 システム 100 MB 130 MB Partition 3 プライマリ 79 GB xxx Partition 4 プライマリ 80 GB xxx Partition 5 回復 1024 MB xxx ※Size, Offset は状況により異なる。 DISKPART> DISKPART>exit C:\Windows\system32> ※以上で回復パーティション作成終了 ■Windows RE イメージのコピー ・作成した回復パーティションにフォルダ、Recovery\WindowsRE を作る C:\Windows\system32> C:\Windows\system32>mkdir R:\Recovery\WindowsRE ・作成した回復パーティションにWindows RE イメージ、winre.wim をコピーする。 通常、winre.wim はC:\Windows\System32\Recovery\ にある。 winre.wim がない場合は、インストールメディアのsources に あるinstall.wim またはinstall.esd をDISM コマンドでマウント して、Windows\system32\recovery にあるwinre.wim を使用 する。 https://qwerty.work/blog/2020/04/winrewim-get-image.php C:\Windows\system32> C:\Windows\system32>xcopy /h C:\Windows\System32\Recovery\Winre.wim R:\Recovery\WindowsRE C:\Windows\System32\Recovery\Winre.wim 1 個のファイルをコピーしました C:\Windows\system32> ■回復パーティションの登録 ・WindowsRE の状態を確認する。 C:\Windows\system32> C:\Windows\system32>reagentc /info Windows 回復環境 (Windows RE) およびシステム リセット構成 情報: Windows RE の状態: Disabled Windows RE の場所: ブート構成データ (BCD) ID: 2bbafa8d-ce35-11ea-97d6-db9e6372b0f1 回復イメージの場所: 回復イメージ インデックス: 0 カスタム イメージの場所: カスタム イメージ インデックス: 0 REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。 C:\Windows\system32> ・回復環境を無効にする。(初めからDisabled になっているならこの手順をスキップ) C:\Windows\system32> C:\Windows\system32> reagentc /disable REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。 C:\Windows\system32> ・回復パーティションをWindowsに登録する。 /pathオプションに登録する回復環境のパス、/targetに登録先のWindowsフォルダを指定する。 C:\Windows\system32> C:\Windows\system32>reagentc /setreimage /path R:\Recovery\WindowsRE /target C:\Windows ディレクトリは次に設定されています: \\?\GLOBALROOT\device \harddisk0\partition3\Recovery\WindowsRE REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。 C:\Windows\system32> ・回復環境を有効化する。 C:\Windows\system32> C:\Windows\system32> reagentc /enable REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。 ・正しく登録されているか確認する。 C:\Windows\system32> C:\Windows\system32> reagentc /info Windows 回復環境 (Windows RE) およびシステム リセット構成 情報: Windows RE の状態: Enabled Windows RE の場所: \\?\GLOBALROOT\device\harddisk0\partition3\Recovery\WindowsRE ブート構成データ (BCD) ID: e846a2e9-c500-11eb-8001-6d7368757261 回復イメージの場所: 回復イメージ インデックス: 0 カスタム イメージの場所: カスタム イメージ インデックス: 0 REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。 ■回復パーティションのドライブレターを削除 diskpart で、disk 0 を選択、Partition 5 を選択し、 diskpart> remove letter=R