- ベストアンサー
「の」の使い方
甲は随時乙の甲に対する期限切れまたは期限切れ前の債務(種類または性質を問わず)を、甲の乙に対する債務と相殺することも、または甲の関連企業の乙に対する債務を相殺することもできる。 上記の内容で、 ①「乙の甲に対する」と「甲の関連企業の乙に対する」で、「の」の使い方は大丈夫でしょうか? ②文章全体の添削もお願いしたいです 日本語学習者です。 よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
「の」の使い方が正しいかどうかとは、「の」とは何か、という認識から始める必要があります。この場合の「の」とは、「乙の債務」、「甲の債務」です。つまり「乙の債務」、「甲の債務」という日本語が正しい限り(正しいです)、「の」の使い方は正しいことになります。 全体についていえば、省略出来る部分を省けば「甲は随時乙の甲に対する債務を、甲の乙に対する債務と相殺することも、または甲の関連企業の乙に対する債務を相殺することもできる。」と書いてありますが、最後の「債務を相殺」はおかしいです。相殺にはふたつの対象が必要ですが、ここでは二件目の相殺について一つ目の対象を省略しています。言いたいのは、 ・乙の甲に対する債務を、甲の乙に対する債務と相殺する ・乙の甲に対する債務を、甲の関連企業の乙に対する債務を相殺する という二種類の相殺のはずです。とすると、「甲の関連企業の乙に対する債務【を】相殺する」ではなく、「甲の関連企業の乙に対する債務【と】相殺する」と書かなければなりません。 こんな論理は日本語が出来ない日本人には理解できません。こんな日本語能力試験を契約文書に含ませるのは問題です。契約の文章なら馬鹿でもわかるように平たく書くべきです。「甲は随時、乙の甲に対する債務を甲の乙に対する債務と相殺することも、また、乙の甲に対する債務を甲の関連企業の乙に対する債務と相殺することもできる。」と書いたほうがいいんじゃないですか。「または」とは片方を実施すると他方は実施しないという意味を持ちます。両方実施する可能性があるのですから、単に列挙するなら「また」に換えるか、または削除してもいいです。読点の位置は列挙が明確になるように変えました。
その他の回答 (1)
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10004/12512)
>甲は随時乙の甲に対する期限切れまたは期限切れ前の債務(種類または性質を問わず)を、甲の乙に対する債務と相殺することも、または甲の関連企業の乙に対する債務を相殺することもできる。 >①「乙の甲に対する」と「甲の関連企業の乙に対する」で、「の」の使い方は大丈夫でしょうか? ⇒はい、大丈夫だと思います。 >②文章全体の添削もお願いしたいです。 ⇒すみません、添削というより変更のようになってしまいましたが、どうぞご参考までに。 「甲は乙に対する債務を、乙の甲に対する債務と(期限切れの前後やその種類ないし性質を問わず)随時相殺することができるものとする。また、その逆、すなわち、乙は甲に対する債務を、甲およびその関連企業の乙に対する債務と同じ条件で相殺することができるものとする。」