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マシニングセンタのプログラム基本的な流れと工具交換の方法
- マシニングセンタを独学で勉強している方へ、プログラムの基本的な流れや工具交換の方法について解説します。
- マシニングセンタのプログラムでは、工具交換時には工具径補正と工具長補正キャンセルが必要です。正確な位置にこれらの指示を入れることが重要です。
- 質問者はファナックを使用していますが、具体的なコード例や座標指示についても説明します。また、実際に機械を動かすことができない場合でも、理解するための参考になるでしょう。
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No2のW-164です。 > 平面指定後に位置決めである程度の位置まで近づけてから工具長補正をしてZ切り込み、工具径補正をかけてスタートアップ動作ということで良いですか? まあそんな感じですね。 最初の位置決めとか、切削加工後、一度Zを上に逃がして次の加工位置に移動するときなど、径補正を掛けたままだと、XYは前後の移動方向の影響を受けますので、工具の位置が把握しにくいです。 なので、Zが加工位置まで下降した後で径補正を掛け、Zを上に逃がした後、加工せずに移動する時は径補正を掛けて置く意味は無いので、径補正を解除して移動するようにした方が良いと思います。 ちなみに、No1の方が指摘されている、[G49]は、本来工具長補正をキャンセルするためのGコードですが、普通は[G28]を指令すると工具長はキャンセルされますので、私は[G49]というコードを使ったことはありません。 まあ、あくまで[私は]の話ですから、別に使っても良いです。
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- hahaha8635
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工具径だった 工具径の場合 アプローチから 加工面まで の距離が工具径補正以上動かないと変な風に動き食い込み・またはエラーが発生します キャンセル時も同様に変な風に動き こっちは予期しない干渉やエラー起こります https://sedoya.net/nc-program/diameter-offset/ 斜めに進入・離脱するとまた不具合が起きるので X方向だけ Y方向だけにしましょう 工具長の時は前記の通り
- W-164
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> T01(工具呼び出し) > G91 G28 Z0(Z軸レファレンス点復帰) > G28 X0 Y0 (XY軸レファレンス点復帰) > M06(工具交換) 工具交換の時どのようなプログラムが必要かは機械によって様々ですので、 その機械に合わせれば良いと思います。 > G54 G17(ワーク座標設定,XY平面指定) > G41 G90 G00 X**.* Y**.* D01 G41を指令すると、その後の移動は全て径補正が掛かった状態で動きますので、 普通は、径補正を掛ける前に材料近くまで主軸を寄せて、G43で長補正後、 Zを加工深さまで移動して、XYを加工形状に寄せる時G41を掛ける方が良いのではと思います。 そうすれば、径補正中は加工形状の座標値だけに注意すれば良いです。 私は、G43のあと M03 M08 で主軸を回転させてからZを加工位置まで下げますが、 (形状によっては削りながらZ方向に切り込むことがあるので、とりあえずG43の後は主軸を回転させるというパターンにしています) この辺は必ずこの順番でなければならないというわけでは無いので自分のパターンでも良いと思います。 出来れば、実際に加工しているプログラムを見せて貰うのが手っ取り早いと思います。
- hahaha8635
- ベストアンサー率22% (800/3610)
G91 G28 Z0 G28 X0 Y0 ← リファレンス点に移動させるさせるより 加工原点へ戻るまたは 移動させない G49 ;工具長補正をキャンセル M02(プログラム終了) https://nc-program.s-projects.net/g-code/g43-44.html
補足
解答ありがとうございます。 加工終了後、工具径補正は必要ありませんか レファレンス点復帰の時どのタイミングで補正キャンセルを入れれば良いでしょうか?
補足
回答ありがとうございます。 こんな感じで座標呼び出し、平面指定後に位置決めである程度の位置まで近づけてから工具長補正をしてZ切り込み、工具径補正をかけてスタートアップ動作ということで良いですか? G54 G17 G90 G00 X**.* Y**.* Z**.* G43 Z**.* H01 M03 G41 G01 X**.* Y**.* D01 本職が検査のためマシニング等で加工していないんです。検査員として部品がどのように加工されているのか勉強中です。