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【電気】太陽光発電の売電は送配電線の電圧と位相を合

【電気】太陽光発電の売電は送配電線の電圧と位相を合わせないといけないそうですが、位相を合わせる装置はどこに付いていますか? 電力会社の電柱に付いているのですか?それとも家のパワコンに付いてる? あと売電するための200Vを6600Vまで昇圧する変圧器はどこに付いていますか? 電力会社の電柱ですか?家のパワコンの中に変圧器が入っているのですか?

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回答No.4

電圧を昇圧したり位相を合わせる機器がどこに存在するかは他の回答者の回答を参考としていただくとして、PC ( パワコン ) が作る交流の位相について補足します。 直流では電圧の高い電源と電圧の低い電源とを接続すると、電流と電力は高い方から低い方に流れます。 しかし、交流では事はそう簡単ではありません。交流の電力には有効電力という実質的なエネルギーの流れ ( 単位 W ) と無効電力という仮想的な電力の流れ ( 単位 var ) の二種類があります。無効電力は電圧の高い方から低い方へと流れますが、有効電力は位相の進んだ方から遅れた方へと流れます。専門用語で Q - V 対応、P - φ 対応と呼ぶことがあります。Q: 無効電力、V: 電圧、P: 有効電力、φ: 位相 を表す変数記号です。このため、電圧もほんの僅かな差なら、位相差さえあれば電圧の低い方から高い方に有効電力が流すことができます。その意味でも PC ( パワコン ) が作る交流の位相は大事なのです。 この性質を正確に勉強するためには交流回路の回路計算の知識を前提として、「 電力円線図 」という知識についての勉強が必要です。下記にこの知識の説明を添付しておきます。大学課程の電力工学で勉強する内容なので、高校で学ぶ複素数の知識と複素解析におけるオイラーの公式に対する理解が無いと難しいかもしれません。なお、始めて勉強する人が勘違いし易いのが、この理論において送電端と受電端には各々電源があって電圧と位相を制御できるという前提に立っていることです。受電端が単に負荷だけでその電圧と位相が送電端の電圧と位相によって自由自在に制御できると考えてはだめですよ。また、電力工学を含む電気工学者は虚数単位を高校で学ぶ " i " ではなく " j " で表現していますので注意してください。 https://denken-ou.com/c2/denryokukanrih30-3/

その他の回答 (3)

回答No.3

回答No.2の書き忘れです。 そもそもの話しですが、家庭に引き込まれている電力の配線は、 低圧用配線ですので600Vまでしか流せないのです。

回答No.2

家庭用太陽光発電の場合、発電されたDCをパワコンでACへ 変換する訳です。 その際のAC電圧は、電力会社から供給されるものより僅かに高い 電圧なのです。(問いの、電圧・位相) ご存知の通り、電圧の高いほうから低いほうへ電気は流れますので 家庭内で需要があれば、パワコンからの出力分が電力会社からの 電力よりも先に消費され、家庭内の需要が無ければ売電メーターを 介して(電気の逆潮流)、「他の家庭」へ流れ消費されるだけの 事です。 この時、電力会社の変圧器を介し高圧へ変換する様な事は無く、 あくまでも「同じ変圧器の受け持つ二次側(需要家)」で 消費されるだけなのですよ。 云わば、Aという変圧器から低圧電力で10軒の家庭へ配電されて いるならば、その内の1・2軒に設置された太陽光発電の余剰電力は その他8件へ低圧のまま消費されるという事です。 更に付け加えると、その10件全部に太陽光発電が設置され、 10件共に余剰電力が出た場合は、単に余るだけなのです。

noname#252929
noname#252929
回答No.1

太陽光発電のパンフレットにも書いてある様な話ですけど。 パワーコンディショナーという装置が、周波数、電圧、位相を合わせていますい。 6600Vへの昇圧は、通常使われている柱状変圧器で行われます。 トランスは電圧を下げるためのものではなく、電圧を上げることもできます。 そのまま従来から設置されているトランスで対応ができるというだけの話です。 出力が大きな太陽光発電所などであれば、パワーコンディショナー自体が6600V出力になっているものもあるでしょう。 家庭用にはありませんが。

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