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分家が名主
江戸時代幕府領の名主は本家が必ず選ばれたんですか? 治水権とか財産権とか分家として独立しても本家にあるとか言ってた人がいました うちの、ご先祖は分家でしたが代々名主で名字帯刀も許されてました 隣村から名主をやってくれと言われて大名主家の弟が隣村へ移動、そこで早速分家ができ、なぜか分家の方が名主に選ばれました
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1番回答者です。補足を拝見しました。 > 弟が隣村へ移動、そこで早速分家ができ、なぜか分家の方が名主に選ばれました その弟が任地で分家を興したのではなくて、弟は支配系統から排除されて、突然できた大名主の分家が名主になった、のですか? 事情は分からないわけですが、隠居分家という可能性もアリかと思いますよ。 私の一族内でも、実力がある戸主がまだ壮年の頃、少しの資産(隠居領)を分与されて?隠居・分家してしまったらしいケースがあります。 戦前からどちらも甲乙付けがたい資産家ですが、上杉謙信の長尾家にまつわる「鬼神丸」という刀は我が家の本家(隠居方)のほうに伝わっていた由(祖父の話)。 実力創業者であるぶん、最初は小さくても、結局はおぼっちゃま育ちの跡継ぎ(本家系)よりも金持ちになってしまった可能性はあると思いますよ。息子の家系なら、「お父さん系、助けて」と救済を求めやすいでしょうし。 まぁ小説のストーリーとしてはその大名主に娘がいて、よほど優秀な(あるいは金持ちの)男か由緒正しい武士の次男坊などが、その娘のもとに婿入りしてきてさっさと分家してしまった、とか、いろいろ考えることはできますが、どういうのがお好きでしょうか (^_^;; ? > 本家を名乗る家は昔は貧しく分家である、うちにお金をせびりにきたり、 > お金の面で助けてました。 それはアルアルでしょうね。 名主ではないですが、加賀藩前田家の本家筋は、分家である利家の「加賀100万石」の家老に成り下がっているみたいです。 本家の指図に従わずにうつけ者(信長)に従うなど反抗的な利家を、本家としては嫌っていたらしいので、利家の反対に張った博打に負け続けた結果没落してしまい、利家に救済を求めてしまったのでしょう。
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- jkpawapuro
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当主病弱とか不祥事とかの理由でイレギュラーに分家が一代限り名主に任命された可能性が一番高いのではないですか?
- SPS700
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1。江戸時代幕府領の名主は本家が必ず選ばれたんですか? いいえ。そうではありません。 2。治水権とか財産権とか分家として独立しても本家にあるとか言ってた人がいました そいう地域もありました。 3。うちの、ご先祖は分家でしたが代々名主で名字帯刀も許されてました隣村から名主をやってくれと言われて大名主家の弟が隣村へ移動、そこで早速分家ができ、なぜか分家の方が名主に選ばれました。 有り得ます。 4。西日本には、下記のような末子相続という習慣があって、一番年下の子が家を継ぐという習慣があります。 http://www.juno.dti.ne.jp/~tenchi/DETA/kaisetu/kaisetu%20souzoku.htm 5。また長男が浪費し、税金として納める量のコメを集められなければ、もっと財政的に責任感のある弟が、家を継ぐ場合があります。 6。さらに庄屋が長女を嫁に出すと、減少した労働力の埋め合わせに庄屋が娘の、さらには姉の嫁入り先の農作業を背負い込む義務がある場合も少なくなく、庄屋も遊んではいられない場合があったようです。
お礼
ありがとうございます
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
> 江戸時代幕府領の名主は本家が必ず選ばれたんですか? そんなことはないと思われますねぇ。 名主は管理人ですから、優秀な人が任されたものと思います。 優秀な人とは、管理する土地でトラブルを起こさず、殿様の要望(姫が嫁入りするので持参金に1000両必要だ、なんとかしてくれ)をかなえてくれる人、ですね。 NHK大河では、渋沢栄一家(中ん家)も殿様の下僚にそうとう毟られていたようですが、それを拒んでいれば解任されたでしょう。 > 治水権とか財産権とか分家として独立しても本家にある 「治水」というのは権利ではなく義務・責任ですので、権利としては「水利権」でしょうね。 それらの財産は分与しないかぎりは「本家のもの」です。今と違って相続権とか遺留分とかはありませんから。 とは言え、金の無心を拒否したりして領主の怒りをかって「水利権をとりあげ、分家に与える」とか言われればそれまででしょうが。 > 隣村から名主をやってくれと言われて大名主家の弟が隣村へ移動、 > そこで早速分家ができ、なぜか分家の方が名主に選ばれました 大名主家主の弟が派遣先で正式に分家独立してしまって、任地で名主になった、ということですか? できたばかりの新田地では、やり方が決まっていないので混乱が多いものです。それに対し従来からの村はすでに慣例ができあがっていますので、そのとおりやっていけばいい。言葉は悪いですが誰でも務まります。 なので、私が知る(私の近隣地の)実例では、実力のある本家が新田地(新開発村)に行き、従来からある管理容易な土地を弟に任すようです。 今回の「隣村」でも混乱が続いて自分たちでは処理できず、かといって適切に管理してくれる人の心当たりがないので、本家に依頼してきたのでしょう。 そのような新田地へ派遣されたのですから、弟は相当優秀だったのでしょう。 となれば、領主も農民も「この地に止まってほしい」「いちいち本家にお伺いを立てるのは面倒でしょ」と思うでしょう。「なぜか」ではなくて、弟がその地で分家して名主を任されるのは、むしろ当然のような気がします。
お礼
ありがとうございます
補足
名主を任されたのは弟ではなく弟が分家した家ですが、色々なケースがあるんでしょうね。うちのご先祖は村人の意見は、よく聞いたみたいです。神社移築も村人の要望を聞き自らの土地に神社を移築しました。本家を名乗る家は昔は貧しく分家である、うちにお金をせびりにきたり、お金の面で助けてました。ただなぜ分家である、うちがお金持ちだったかは不明です
お礼
ありがとうございます
補足
大名主の弟が任地で分家を作ったで、あってます。その分家である人が名主を代々任されました。実は亡くなった祖母が生前、本当はうちは分家ではなく本家なんだと怒ってたことがあったらしいです、でも、これに関しては真実は分からないです。それと神社本殿にうちのご先祖に関する文献が保管されていたのですが何者かに盗まれました。本家を名乗る家が盗んで隠したという噂や疑惑もあり、うちの当主が本家宅に怒鳴り込みに行ってしまい揉め事に発展してしまったという過去があります