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AとBの関係性についての精度と近似値
- AとBの関係性を計算する際、A÷B もしくは B÷Aを用います。具体的な数値として、A=365.24219...、B= 224.62...とすると、計算結果は1.62604... 0.614989...となります。
- 精度として、1.6250という値と、0.61500という値を考えました。前者は1000分の1位の誤差で表されるのに対し、後者は少数点第1位から数えて、10000分の1位の誤差です。よって、後者の方がより正確と言えます。
- この場合は実際には比の話なので、具体的なモノの精度ではありませんが、一般的に言われる『1万分の1の精度』やケタ数での精度表現とは関係がありません。
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>>精度の基準 数学的な話は別として『測定』についての精度の基準というのは、そのまま『単位の基準』になります。 身近な例で言うと、仮に百円ショップで物差しを買って、不安なのでその精度を確認したいとします。 この時1番シンプルな方法は、既に『○○mm』と判明している何かを、その物差しで測る事です。間違いなく10mmの物を測って10.2mmだったなら、その差の0.2mm分が物差しのズレ≒測定精度(または測定誤差)です。 しかし『間違いなく10mmの物』も、もっと細かく見ればズレているものです。10.001とか、10.0001、10.00000……というように。 つまり間違いなく云々という物体もまた、何かより高精度の測定機器によって確かめられた数値です。『0.0001mmまで測れる機器で10mmジャスト』みたいな感じです。 その測定機器はまた別の物体で、またその物体は別のもっと高精度な側面機器で……と辿っていくと、最終的には単位の定義値に行き着くわけです。
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- ohkawa3
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まずは、A=365.24219... B= 224.62...という値が、どのように得られた値なのか・・・それぞれの不確かさ、両者の相関の程度に基づいて議論することが適切と思います。 A,Bが例えばある部材の異なる部位の長さであって、同じ測長器を使って、隣接したタイミングで測定したとします。きちんと整備された測長器を使っていれば、測定器のリニアリティーは十分良好でA,Bの値には強い相関があると考えられます。このような条件の場合は、A,Bの測定の不確かさ(絶対値)に対応する有効桁数よりも、A/B、B/Aのような比率の数字の有効桁数を増やすことは合理的と思います。有効桁数を増やすことに合理的根拠があるのですから、不用意に丸める必要はないということです。 A,Bが例えば、長さと質量のように別々の物理量であって、別々の測定器で測定するような場合であれば、A,Bの値は独立(無相関)と考えられると思います。このような場合は、A/B、B/Aのような比率の数字であっても有効桁数を増やして扱うことは、合理的ではないと思います。 いずれの場合であっても、A/B、B/Aのどちらで比較しても誤差の優劣は無いと考えていいと思います。
お礼
どちらといえば、数学の質問でしたが、実務界の人の回答が得られて参考になりました。a/bがもし分数の形でしたら、精度は関係ないのですが、少数になると精度が違ってきますので、その点でちょっと混乱していました。ありがとうございます!
- kon555
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『どの位正確と言えるか』というのがよく分からないのですが、カテゴリ的に測定の事だと判断して進めます。 真値が1.62604、測定値が1.6250ならその差は0.00104ですから、1000分の1程度の誤差と言って構いません。 同様に真値0.614989と測定値0.61500なら、差が0.000011ですので0000分の1程度の誤差と表現できます。 単純比較していいかどうかはケースバイケースですが、誤差に一桁の差があるならば『後者のほうが正確』と形容して概ね間違いないでしょう。 (実際には最近は『誤差』と言わなくなっていますが、ディープな話になるので割愛) よく言われる「〇〇分の1の精度」という表現ですが、これは暗黙的に単位が省略されているだけで、多くの場合は基本的な単位(長さならmmとか)の事です。1mmという真値に対して、0.999mmとか1.001mmという測定値が出るなら千分の1の精度です。 まあ慣用的な表現なので厳密性には欠けますし、明確なルールも無いですけどね。上記の例で言うとプラスマイナスで0.002mmの誤差があるが、千分の1の精度と言ったり言わなかったりします。
お礼
たぶん、お聞きしたい事に一番近かったです。 元々小数abの比(=値)精度をどう表現したら良いか、基準があるのかな?と思ったのです。 つまり基準はなさそうですね。一番大きな位から何分の1かと数えて、10000分の1の精度と言ったりする、という感覚はなんとなくわかりました。こういうお話はオモシロイなと思います。 正式な表現が決まっていない?のは不思議なことですね。。
お礼
質問がハッキリしてきました! 仰られる『真値が1.62604、測定値が1.6250ならその差は0.00104ですから、1,000分の1程度の誤差と言って構いません。同様に真値0.614989と測定値0.61500なら、差が0.000011ですので100,000分(?)の1程度の誤差と表現できます。』で正しいのは分かりました。 ① 1.6250=25×13÷20÷10でして、分子分母を逆に、つまり1に割り算すると、0.61538となり、誤差0.000391ですから、最初の誤差0.000011よりも35倍不正確になります。 ② 0.61500=15×41÷40÷25でして、同様に変換すると1.626016となり、真値1.62604からの誤差0.000024ですから、最初の誤差0.000011よりも2倍不正確に見えます。 ③つまり誤差の少なそうに見える②、0.61500という値は、A÷B系の比(関係性)に置き換えると、倍くらいの誤差0.000024になるのですが、この誤差の見かけ上の差分は、実は同じ値に収束するはずなので、幻かと思います。 何が言いたいのかと申しますと、「0.X…」という小数点から始まる数字の誤差は、『何万分の1程度の誤差』という言い方に関して、どの桁を基準にして良いか、よくわからない、という点で、 AとBの関係性を表す単なる「A分のB」「B分のA」という数字の配置は、分母と分子を逆転させると検算ができて、測定値1.6250と測定値0.61500はどちらが正確なのかというと、『測定値0.61500の方が35倍もしくは2倍以上、正確であると、検算結果から言える』というのは変な表現ですが明らかかつ正しい数字で、この35と2という値はケタが違っており(笑)、最初のケタが小数第1位から始まる数字だからと思います。つまり「小数点第1位から始まる数字の誤差は、1ケタ差し引いて誤差を表現するほうがふさわしく、『真値0.614989と測定値0.61500なら、差が0.000011なので、実質10,000分(!)の1と考えられる』というのが、正しいのかなぁ、と。 最初に出現する数字のケタからやはり数えると、正確に比較できるのかなぁ、と。。でも最初のご回答で、数字が抜けていたのは、神業な気がします^^ 素晴らしいです