電磁波の反射と減衰の違いについて

質問

前回、金属の箱に小さな隙間を作って電磁波を通り抜けさせた際に、却って箱の中の電磁波の強度が強くならないか質問していました。その際には、特別なケースでない限り強度が強くなることはないとの回答をいただきました。

そこで一つ気になったのですが、電磁波の「反射」と「減衰」です。電磁波シールド布という製品では減衰を謳っていますが、トタン板などの金属板とは違い、こういった布の特徴は反射をして電磁波の方向を変える（金属にあたった時点でいくぶんか弱くなりますが）のではなく、電磁波の強度そのものを弱めていくという理解で合っていますでしょうか？

回答No.1

ohkawa3 · ベストアンサー

電波の波長に比べて十分に大きな金属板は、電波を反射する性質があると理解することは適切です。その際に100%の能率で反射できるわけではなく、金属の物性や表面の状態に応じてある程度減衰します。
従って、金属板であっても多数回反射を繰り返すような構造であれば、電波は明らかに減衰します。

電波を吸収することを謳っている布は、物性や表面状態として反射率が低く、正反射ではなく乱反射する材質ということです。何回も反射を繰り返せば、1回の反射による減衰が少なくても電波は吸収されます。

電磁波に関する現象は、波長によって見かけの状況が異なることがあります。正確に現象を把握するには、言語情報ではなく、電磁気の理論に沿った数値で説明することが適切です。対象が明確であれば、周波数帯や寸法、材質などをご提示なることをお勧めします。

お礼

回答ありがとうございます。電磁波シールドの布は、反射するというより「乱反射」する感じなのですね。不勉強でしたが、また一歩理解が深まりました。

となると、迷路のようなところにテニスボールを投げるというのを例にすると、金属板ですと若干の減衰と反射をしながら迷路の中をぶつかりながら軌跡を描くのに対して、電磁波シールドの布の方はぶつかる最初の面でなんというか、拡散するのでしょう。

できれば実例と周波数などの詳しい情報を提示したいのですが、何かの実験をしているというわけではないので、申し訳ないですが電磁波の特性を理解したいだけと思っていただければと思います。

前回の質問に引き続き、答えていただきありがとうございました。勉強になります。

回答No.2

hahaha8635

カッターはブラックホールなんです！？
https://www.youtube.com/watch?v=rbVqYzUL0hA

ブラックホール実験第2弾
https://www.youtube.com/watch?v=XGXZOeiQvdc
反射していくうちに減衰し暗くなる

100%反射場合　強度が強くなりますが(ソーラ・システム　・　レーザー 発振器)
ソーラ・システム
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

レーザー 発振器
https://www.nissinsangyo.jp/glossary/3050

減衰して弱くなります

お礼

回答ありがとうございます。レーザーなどでわかりやすく解説されていると、視覚的にもスッと反射の仕組みが理解できますね。