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トップの指針を受けて…!(新型コロナ関連)
目標を数値などを入れて具体的に示さないと動けないので効果は期待出来ませんよね。 昔聞いた話ですが、 ある殿様がその日は風が強かったので火事になってはいけないと、家来に火に注意せよと指示したら、その言葉だけがお触れとして城内を回っただけで、結局お城は丸焼けになってしまったとのことです。 かまどの火、こたつの火などなど具体的に指示しなければ(部下にさせなければ)意味をなさない訳です。 しかも風呂に入るのは何時まで、こたつは何時までと決めても個々の事情があるので単純な話でもないだろうと思う訳です。 別の話ですと、 年頭の挨拶で、社長が今年の売り上げ目標を高らかに歌ったものの、ペーペーの部下としては、その数字だけが頭にあるだけで、各部署毎にどういう数値目標で動けばよいのかについて、直属の上司からの指示が無ければ、いつものようにしか動きませんし、どう動けばよいかが分かりません。
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- g27anato
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業務上の指示命令系統においてなら、 「報告」「連絡」「相談」という常識を知りませんか? 情報処理、伝達にて判断、指示を仰ぐ上での原則的行為の事なんですが。 例えば、 「その火を見ていろ」という指示に対して、 …何らかの数値を求めるなら、無能との判定が下るでしょう。 …火が消えても見てるなら、役立たずとの判定が下るでしょう。 …火が燃え広がって火事なっても見てるなら、焼け死ぬでしょう。 その時と場合に応じ、 状況把握、都度報告にて、 適切な指示を仰ぐ。 その常識抜きで「数値指標」を求めるなら、 「無能」の烙印を押される事必至でしょう。 …質問本文と質問表題との関連が不明につき、 コロナについては 「国民の多くは専門識者ではないので、数値指標による行動は無理」 としか答えようがありません。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11072/34514)
トップが示さなければならないことは、「目的地はどこである」というのを決めることです。 例えば「目的地は青森である」と決めたら、それを全員に示します。その中で部下が「鉄道を使うか、道路なのか、それとも飛行機か」「時間を最優先するか、それともコストを最優先か」というようなことを考え、トップの決断を仰ぐのです。 数値などの細かいことを考えるのは管理職の仕事であり、トップの仕事ではありません。とはいえ、現実のビジネスでは「売上〇億円」とかの数字が出てくるところではあります。 火に注意せよの寓話はあくまで本当にあった話ではなくて比喩ということだと思いますが、その話の最大の問題点は「指示はきたけれど誰も何もしなかった」ところにあります。ひらたくいうと「家臣が無能」ということですが、なぜ家臣が無能なのかということですよね。 一代で急成長した企業でありがちなのが「社長が全て細かく命令するために部下が育たない」というケースです。社長が極めて有能なので、全部細かいところまで指示する。そのために部下は「自分の頭で考える」ということをせずにただの社長のイエスマンになってしまいます。 これの失敗の典型例がナポレオンです。ナポレオンの命令書というののは実に細かいところまでよく書かれていたそうです。その命令に従えば必ず勝つことができました。ナポレオンは軍事の天才だったのです。ところが連戦連勝しすぎて組織が大きくなりすぎるといちいち全ての軍に細かい命令が出せなくなります。そうなると部下は元々「大将(ナポレオン)からの指示がなかったらどう動けばいいか」の経験がないものですから臨機応変に動くことができず、大軍になりすぎたロシア遠征では敗北してしまいます。またナポレオン自身も連戦の疲労から判断を誤るようになり、最終的にはワーテルローで敗北しました。 日本でもそれで失敗したのがダイエーです。中内功という小売業界のナポレオンともいうべき天才に率いられたダイエーは大企業に成長しましたが、バブル崩壊という従来の小売業システムが通じない時代になると天才中内氏も年齢的な衰えから判断を誤るようになります。 しかしダイエーの社員は全員「社長のいうことを聞いていればいい」としか考えなかったので、社員が育たず、時代の急変に対応することができませんでした。 ぺーぺーは変な話、上司のいうとおりにやりゃいいのです。ただその上司というかその上司の上司の上司、役員や支店長や部長というようなレベルの人たちは「社長の目標を達成するためにはどうしなければならないか」という考えは共有しなければいけませんしそこを明確にするのが社長の役目です。 プロ野球で例えるなら、監督は当然「優勝」を最終的に目指すことになりますが、しかしチームによっては年間勝率を1位にするのはどう考えても難しいというのはあったりします。 監督は「今年何が何でも優勝するのか」それとも「3年後に優勝争いができるチームを作るのか」を少なくともコーチ陣には明確にする必要はあります。コーチはそれを踏まえて、3年後に優勝争いができるチームを目指すならまだ実力が不安定な若手選手をあえて起用するとか、ローテーションはどうするかというようなことを考えるのです。 選手が考えるのは目の前の試合に勝つこと、自分の成績を上げることです。 よくあるダメな監督が、チームの成績が振るわないと選手に自ら熱心に指導してしまうタイプの人ですよね。それはコーチの仕事で、監督の仕事ではないのです。 そしてもうひとつ、よくあるダメなリーダーが最初は「青森に行く」といっていたのに福島あたりで「やっぱり新潟にする」というパターン。また別のよくあるダメなリーダーが「東北新幹線に乗れ」というけれど目的地はいわないタイプの人です。部下は「社長はいったいどこに行こうとしているのだろう?」と不安を抱えながら東北新幹線に乗っていたりします。
- okvaio
- ベストアンサー率26% (1979/7610)
仰るとおりです。 >年頭の挨拶で、社長が今年の売り上げ目標を高らかに歌ったものの、ペーペーの部下としては、その数字だけが頭にあるだけで、各部署毎にどういう数値目標で動けばよいのかについて、直属の上司からの指示が無ければ、いつものようにしか動きません この(上記)内容で、上司に質問してみては如何でしょうか? 一般的には、売り上げ・利益目標などの社長方針がでれば、各部門はそれに沿って部門長が具体的な方策を立て、部下に説明し、結果を管理し、是正して行きます(方針管理や目標管理など)。
お礼
具体的な説明でよく理解出来ました。