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就職氷河期世代は可愛そうではない

就職氷河期時代は既に20年前のことであり、いまだに'竹中平蔵が悪い'とか'時代を背負わされた'等、言っている人達が信じられません。20年間一体何をしていたんだって話です。 氷河期世代である自分は決して社会的、経済的に成功した人間ではないですが、現在それなりに(国外で)楽しく生きています。今後やりたいこともあるし、マネープランもあります(最近は給与を使い切ってますが)。 しかし、僕の氷河期に対する意見は毎度理解されないんだなと(写真)。どう思われますか。

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  • kon555
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回答No.1

 私も氷河期世代ではありますが、まあ何とか楽しく生きています。経済的な余裕は別として、食うに困るようなことはないだろう、と思える程度のスキルは身に着けました。また同世代でも同様に何だかんだと逞しく生きている人間はいっぱいいます。  そうした意味では、そんな風に生活出来ていない人間について「努力が足りなかった」と表現する事もできます。  しかしこれはこれで典型的な生存バイアスなんですよね。氷河期世代は統計的に貧困率が高く、また不本意に非正規社員に留まっている率が高いというデータがあります。  こうした事実からすれば「時代を背負わされた」とまではいわなくとも、不運ないし不幸によってそうした境遇に落ち込んでしまった人は多数居るのでしょう。また日本の社会的に、一旦そうした境遇に嵌ってしまうと中々抜け出しにくいのも事実です。  ただ逆に「自分が上手くいかなかったのは時代のせいだし、上手く言ったやつは運がよかったんだ」と片付けてしまうのも、これはこれで逆生存バイアス(死者バイアスとでもいいましょうか)であり、正しくはないのだと思います。  就職活動が上手くいかなかった。社会人としてのキャリアの出だしで躓いた。本来は『それならどうするか』と思考を切り替えないといけなかったのに、『氷河期世代だから仕方ないんだ』と変な方向に諦めてしまった人は、やっぱり他の世代に比べると多いのではないかと思います。 (これはこれで生存者バイアスだとも思いますけどね)  就職氷河期世代が可哀そうか可哀そうでないかと言われると、そうした「諦める事についての社会的な言い訳が成立してしまった」事が何より可哀そうなのかもしれないですね。

vietdistortion
質問者

お礼

>> 「諦める事についての社会的な言い訳が成立してしまった」事が何より可哀そうなのかもしれないですね。 そういうことなんでしょうね。 当時の media を通じて伝えられた'高学歴就活失敗組'を見て、こんな立派な学部を出ていても就職出来ないのだから自分なんて殊更就職は無理だろうし、卒業単位が危なかったことも手伝って在学中に就活は一回も行いませんでした。 浪人せずに有名女子短大に入った3歳差の自分の妹を見ていても当時の就活が異常だったことは理解出来ます(余談ですが、妹が職安を通じそれと知らずに事務員職の面接を受けた Hot Entertainment の社長さんは、別れ際に彼女を鼓舞してくれたそうです。お会いしたことない方ですが、それに関しては今でも感謝しています)。 また、リーマンショック&311以降アベノミクス以前(10年前)の学生も就職難だったと、当時の親しい人達を見て感じていました。 更に月日は経ち、強制労働で汗水を流して働くことがもはや美徳でも何でもない時代に我々は生きていると私個人は思っています(好きなことをやって汗水を流している人と、工員やサラリーマンのそれとでは幸せが天地ほど違うことは注記させてください。団塊の世代はここを凄く誤解するので)。 おじさん、おばさんになってしまった氷河期世代の殆どはメンタル面で経済競争から降りてしまっているのでしょう。あまりまとまりのない書き方ですが、苦境をただ受け入れているだけでは何も変わらず、ラクをする方法でもいいから模索しろ、としか'ぶつくさ氷河期人'には言えないですね。 ご回答ありがとう御座いました。

その他の回答 (2)

回答No.3

私自身のことを言わせて頂ければ、1987年に二回も留年しても上場企業に就職できましたから(今は別の会社ですが)、やはり「バブル期世代」と「就職氷河期世代」とでは、雲泥の差があると思いますよ。だって、本人の努力以外の点であらゆることに「格差」が生じましたからね。現在の「非正規雇用」が一般的になっていったのもこの世代からですし、竹中平蔵を恨むのも当然と言えると思います。 質問者様は、私から見れば確実に「成功者」ですし、「就職氷河期世代」の方にそうした成功者が存在する一方で、私のように「バブル期世代」でも成功していない人間もいますからね(笑・一応自宅のローンは払い終わりましたが)。 >僕の氷河期に対する意見は毎度理解されないんだな 質問者様がどのような意見をお持ちでも、それを否定しませんが、多分ずっと誰にも理解されないと思います。少なくとも私には理解できません。例えて言えば、「すべての貧困者・生活保護受給者は自己責任なので保護する必要はない」と公言しているネトウヨ連中と大差がないように私には感じられます。

vietdistortion
質問者

お礼

>> 竹中平蔵を恨むのも当然と言えると思います。 1日経って、ヤフコメの氷河期による怨嗟が増して少し怖くなりました。あの感覚は正直、分からないです。 >> 質問者様は、私から見れば確実に「成功者」ですし、「就職氷河期世代」の方にそうした成功者が存在する一方で、私のように「バブル期世代」でも成功していない人間もいますからね(笑・一応自宅のローンは払い終わりましたが)。 日本で自宅を購入している時点で、回答者様は私より遥かに成功者ですよ。自分は昔から日本社会に柵がないから野良的人生を生きているだけです。 >> 僕の氷河期に対する意見は毎度理解されないんだな >> 質問者様がどのような意見をお持ちでも、それを否定しませんが、多分ずっと誰にも理解されないと思います。少なくとも私には理解できません。例えて言えば、「すべての貧困者・生活保護受給者は自己責任なので保護する必要はない」と公言しているネトウヨ連中と大差がないように私には感じられます。 私自身の10年間がグローバル化の恩恵を受けるようなものだったので多くの方々との断絶は埋まらないのでしょうね。 ご回答ありがとう御座いました。

  • eroero4649
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回答No.2

めちゃくちゃ失礼なことを申し上げますが、質問者さんも時々質問を拝見して「病んでるなあ」って感じることがあるので、決して恵まれているようには見えないです。 違う時代に生まれていれば、もっと幸せだったのではないかという気がしないでもないです。 バブルだった中高生時代に「いい大学に行けば就職先は選び放題、有名企業に就職できれば一生安泰だぞ」って散々煽られたのに、いざ就職しようとしたら今でいうところの圧迫面接をされまくりってのはやっぱり不幸だったと思います。 1920年代に生まれた人たちみたいなものですよね。その世代の人たちは日本で生まれてもアメリカで生まれてもドイツやイギリスで生まれても、戦争で青春をメチャクチャにされました。1890年代にドイツで生まれた人なんか、若いときは第一次世界大戦で出征させられて、それになんとか生き残ったら生きてるうちにまた第二次世界大戦に巻き込まれたわけですからね。 ラッキーな世代、アンラッキーな世代というのはどうしてもあると思います。戦後日本でいえば新人類世代はラッキーな世代で、就職氷河期世代はアンラッキーな世代だったと思います。

vietdistortion
質問者

お礼

>> めちゃくちゃ失礼なことを申し上げますが、質問者さんも時々質問を拝見して「病んでるなあ」って感じることがあるので、決して恵まれているようには見えないです。 最近、スキゾキャラを確立しているので 笑。スキゾでも、まあまあ楽しいですよ。 >> 違う時代に生まれていれば、もっと幸せだったのではないかという気がしないでもないです。 ミスチルに'幸せのカテゴリー'という曲がありましたが、カテゴライズされた幸せについて最近よく考えます。ちょっと下で説明致します。 >> バブルだった中高生時代に「いい大学に行けば就職先は選び放題、有名企業に就職できれば一生安泰だぞ」って散々煽られたのに、いざ就職しようとしたら今でいうところの圧迫面接をされまくりってのはやっぱり不幸だったと思います。 確かに90年代初期の日本にはそんな空気がありました。しかし最近思うことですが、仮に当時私が15歳の時に好きだった女性と結婚していても、自分は40歳くらいで離婚しているのかなと想像します。現実は子供なんかいたら難しいのでしょうけれども。何が言いたいかというと'時代のモード'に照らした'幸せのカテゴリー'があると思うのですね。それは無いものを追いかけてもしょうがないということです。一方で時代が前進することで産み落とされた表現なんかに若い頃の自分はかなり触発されているので'席順'が回って来なかったことに怨嗟も何も感じようがないです。故に15歳の時に好きだった同級生がピアノで弾いた'ラブストーリーは突然に'を自分は死ぬまでずっと抱えることは出来ないタイプの人間ということに最近気づきました。 >>1920年代に生まれた人たちみたいなものですよね。その世代の人たちは日本で生まれてもアメリカで生まれてもドイツやイギリスで生まれても、戦争で青春をメチャクチャにされました。1890年代にドイツで生まれた人なんか、若いときは第一次世界大戦で出征させられて、それになんとか生き残ったら生きてるうちにまた第二次世界大戦に巻き込まれたわけですからね。 戦争世代と氷河期を一緒にしてはいけないように思います。拡大解釈のように感じられますが如何でしょうか。 >> ラッキーな世代、アンラッキーな世代というのはどうしてもあると思います。戦後日本でいえば新人類世代はラッキーな世代で、就職氷河期世代はアンラッキーな世代だったと思います。 90~00 年代は文化、仕事面でそれなりに面白かったから、自分は何とも言えないです。10年代、シンガポールに居た時期が一番メンタル的にキツく感じたように思います。自分の人生で女性の匂いがあまり無かった時期です。 最後は個人史に収斂し恐縮ですが、ご回答ありがとう御座いました。

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