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近所の野菜はなぜでかい?
- 近所の人々の家庭菜園で育つ野菜は大きいですが、自分の家庭菜園で育てる野菜は小さいです。その違いは苗の購入か種から育てるかにあります。
- また、肥料の使用量が多いかどうかも大きな要因の一つです。しかし、近所の人々も肥料の使用量に関しては多くないと言っています。
- したがって、野菜の大きさに影響を与える他の要素が存在している可能性があります。具体的な要素を特定するのは難しいですが、野菜の品種や栽培方法による差がありえます。
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- bannzaiusagi
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ご近所の家では使っている堆肥の種類が違うとか、土作りがうまく行われているなどで土環境が良く保てているというのも考えられるかもしれません。 ご近所というからには元々の土はそれほど変わらないとは思うのですが(その土地の地形由来で土壌改良や客土が行われていたりで家々で違う土質の事もあり得ますが)野菜が大きく育つというのは土内の有用微細生物の存在と働きが大きいのではと感じました。 大きく育つと言う事は野菜の根が土内の養分(肥料も含む)を沢山吸収できたと言う事。その働きを直接助けるのは主に微生物です。微生物の存在が堆肥の養分や肥料の成分を野菜の根が吸収しやすいように手助けしてくれるのです。 この微生物、収穫後の土の中ではかなり減ってしまっています。土の中に野菜の根が放出した老廃物(動物で言えば糞尿)や、消耗したミネラルなどの不足から殖えるスピードが落ち数が減ったり、なにより微生物が食べやすい状態に土内の養分を分解してくれた別の有用微細生物(土内に棲む目に見えるか見えないほどの微小昆虫や土ダニ、カビなど)、堆肥をまず最初に食べて細かくする役目の小昆虫やミミズなどの生息が作物を収穫する頃には少なくなってしまうからです。この生き物たちの存在は土質の種類や野菜の栽培方法などでも差が出てきます。 それらが減ったまま次の作物を植え付ければ、もし肥料を適量混ぜていても効率的には使われず野菜の育ちに影響してきます。また多く殖やす為に土作りで石灰を適宜混ぜておいた1週間後くらいに堆肥を混ぜ込み(石灰と堆肥を同時に混ぜたり期間を置かずに混ぜると土内で化学反応が起きてしまい土の質が悪くなります)一定期間寝かせその間に土内で有用微細生物を殖やしておきます。堆肥と言うのは有用微細生物の住処でありエサでもあって、それを土に混ぜて良い土環境が保てる様に補給しておくもので、例えれば味噌の様な発酵食品が出来上がる作用に似ています。 堆肥にはいろいろな種類がありますが有用微細生物が多く含まれるのは植物繊維が豊富に含まれている完熟済みの物で、なおかつ材料の栄養分も出来れば含まれている物。 牛糞堆肥を堆肥として使っていませんか?案外使っている家が多い様に感じますが牛糞というのは牛が反芻して消化している分養分があまり多くは残っていませんし植物繊維が細かく消化しつくされているなど有用微細生物が棲みつきにくく、他に土が団粒構造になりにくい(水分を含めばべたつく)・保水性が良すぎて乾けば土が硬くなる、牛の飼料由来の残留物でのリスクが高め(塩分が多く含まれていたり外国輸入の飼料に混ざる雑草の種子が生きたままフンに混ざり排出されるので畑で発芽して蔓延る)など弊害も多く、本来は新規に畑を作る土地の土壌改良目的で使うか、堆肥と言う名前が付くものの肥料の一種なので元肥として適量植え付け時に使うのに向く物です。これを堆肥として頻繁に使うと野菜の育ちに影響があり、個人的には今の家の先住者が畑に毎回入れていた為に、植物を植えても育ちが悪くおまけに窒素も過度に残留していたので害虫が大量発生し対策を講じてみたものの効果が薄く結局耕作放棄するしかありませんでした。 堆肥は馬糞堆肥・稲わら堆肥・自作のコンポスト堆肥などが向きます。完熟腐葉土は効き目は弱く分解もゆっくりですが多めに漉き込んでも弊害が少ない分安心です。土質が水はけが良すぎる様なら土壌改良を兼ねバーク堆肥を土の2割ほど3年連続して混ぜても良いのですが、一般に市販の物は小枝や葉が多く混ざっていたり、質の良い樹皮主体の物は割と高価な様です。近くに林業が盛んな街があれば剥いだ樹皮が沢山出るのでそれを自社で堆肥化し販売するところがあり(産業廃棄物業者など)そういう所で買えると質が良いほぼ樹皮だけの生バーク堆肥(微細生物が豊富に含まれ堆肥化を促すため鶏糞が少し混ぜられています)が安価で買えます。 自作でボカシを作ったり、コンポスト堆肥を作っても良い物が出来れば効果的な堆肥として使えます。 コンポスト専用容器は地域によっては購入時に助成金が出ます。使用中に不快な虫の発生や臭いが出てやめる人も居ますが、容器設置時掘る穴を少し深めにしたり最初に小砂利や砂を厚めに敷いておく、材料に使うものの水分をある程度抜いてから入れる、古い土やそこの土地の土を使い材料を入れるたび表面を土で覆う、中身が多く溜まったら別の場所に積みなおして一定期間寝かせると失敗を防げます。私はコンポスト堆肥にEM菌入りの堆肥化促進剤を併用し、かなり効き目の良い自家製堆肥を作る事が出来ました。以前住んでいた家の土が、鉄分が錆びた川砂主体で何を植えても枯れてしまう様な酷い土でしたが幸い家族の仕事の関係で生バーク堆肥が格安で手に入り、3年連続で土の2割ほど混ぜての土壌改良後にブロッコリーを初めて植えてみたところ、肥料も使わず防虫対策をしたくらいで市販の物とほとんど変わらない大きさ・味もほぼ変わらない物が収穫できました。以降は自家製コンポスト堆肥を1年おきに足す程度で、土の水はけ具合から保水性を特に好む様なものは育ちませんでしたが、中間程度の土を好む植物なら良く育つ様になりました。 もし今迄の堆肥の種類選びなどに何か心当たりがありましたら春の土作りで堆肥を土の2~3割混ぜてみて、土質によっては3年ほどかけて土壌改良を試みてみると目に見えて育ちが良くなってくるかもしれません。 あと考えられる原因としては化成肥料を多用していませんか? 化学肥料は効き目が早く良く効いてくれますが、頼り過ぎると年々土が痩せていきます。土内の有用微細生物が目立って減っていってしまい、土壌中には植物には良くない成分や菌や害虫が多く住み着いてしまう事も。頼り過ぎず、元肥に混ぜる方もいますが元々は追肥に使う肥料で適量を与え短期間だけ効かせるものと考えた方が良く、できれば元肥は有機肥料の使用が望ましいです。 ご近所の野菜の大きさが市販品よりも大きい場合は「肥料が効きすぎている」可能性も考えられます。野菜は大きい程良いという物でも無いので、もしかすると与えすぎる肥料が多すぎて一度の栽培では土内で消費しきれず、それが毎年少しずつ残留している畑である可能性が有るかもしれません。大きくても質が軟弱だったり虫が付きやすく農薬が必要・食味がイマイチであれば見た目が大きくても良い野菜とは言えません。逆に言えば小振りでも適度に質が良く虫も喰いにくく美味しい食味でしたら良い物が出来てると言え、大きさはあまり気にせずとも良いのです。例えば市販の有機無農薬野菜だと大抵は小ぶりで見栄えしませんが、大抵は味が濃くて美味しいですよね。元々土が良く肥えていたり堆肥の効き目が良く土環境が整っていれば最初の年は無肥料無農薬でも小振りではありますが虫がほぼ付かず美味しい野菜が育ちます。 挙げられた野菜名のほとんどが本来は葉野菜ですね。ブロッコリーやカリフラワーもキャベツと共通した先祖(ケールに近い原種からそれぞれ部位が変異した由来)なので、花蕾野菜とはいえ葉野菜並みに葉が育たないと良い花蕾が出来ません。 葉野菜を育てる時には農家だと特に窒素成分多めな比率の肥料を使うのですが(それか窒素分を別肥料で補う)、家庭菜園だと野菜の栽培にはどれも同じ肥料(成分が等分なものなど)を使う人もいて、農家では無い人の畑では根菜や花・実野菜でも窒素分を多く与えすぎてしまい土内に窒素を多く残してしまいがちです。また、家庭菜園では野菜の科や収穫部位の違う種類に次々変えながらの「輪作」を行う事があまりなく、酷いと何年も同じ場所で葉野菜を「連作」してしまう事も。その分窒素が溜まり易いのです。農家はそれを防ぐのに輪作し次に肥料喰いの野菜を作って畑から窒素を抜きますが農家以外ではあまり行われていません。窒素は空気中からも供給されますので適量を守り一度の栽培で使い切るか少し足りない程度で充分です。特にマメ類を収穫後の土には沢山窒素が含まれるので次に作る野菜では与える肥料の窒素分は控えないとなりません。 質問者様の所でも連作していたりしませんか?連作していると連作障害が原因で作物があまり良く育たないことも珍しくありません。 他に水が関係してくる事も。水やりはその家々で事情が違うので同じ土質なら水やり頻度や量の違いで育ちに差が出る事も。なだらかな傾斜地とか、地下水が地下を流れてたり溜まり易かったりでも結構違い、我が家の場合敷地内で元湿地だったところと元河原だったところでは育ちに結構な差がでます。 ほぼ雨任せの家だったり晴天が続く日には適度に水やりを欠かさない家だったり育てる人が違えば考え方も違いますし、家の事情で水やりが容易に出来る家や水やりが大変だったり。この点は確認されましたか? もし土環境から違いが出ている様でしたら、土の種類とそれぞれの働き、肥料成分の種類とその効き方、堆肥の種類とそれぞれの効果など覚えるのに、「土・堆肥・肥料」について書かれた本を一冊購入し手元に置いて読み込んでいくことをお勧めします。土環境が良いと低肥料で良い作物が作れ、害虫被害も最小限で小振りながら締まりが良い美味しい物が穫れます。 大きい本屋の園芸本コーナーで何冊かざっと読んでみて図解や写真が多く分かり易い物を選んで買いじっくり読んでみると、農家を手伝った経験を基に今迄行ってきた私も目からウロコと感じる情報がいくつも得られ実践が出来ました。特に有用微細生物の存在と団粒構造の大切さを感じ、それぞれの植物が好む土質への調節が手軽に出来る様になりました。
- unnoun
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そら、 いいウンコ使ってるからでしょう。
- doraneko66
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日当たりか、肥料じゃないですかね。 あなたが使っている土は、昔からあまり使っていなくて アルカリ性土壌が弱い。とか 後は、雑草取りを良くしているしていない。とか
- rsu2maea
- ベストアンサー率100% (3/3)
私も一時期家庭菜園をしていました。苗から育てるといいときき、苗を植えてみました。初めてにしてはとてもいい野菜がなりご満悦。やっと周りの方の収穫物を見ると、質問者さんと同じく大きく立派な野菜が鈴なりでした。 どこが違うのか聞いてみたら、質問者さんのおっしゃるように種から育てているとのことでした。土に種を巻くというのは同じだけれど、土の質と育て方が違うということでした。それにポッドの土と家庭菜園の土とはどうしても異なりますよね。 できれば家庭菜園に穴を掘って種を植えて発芽させるほうが、植物にもストレスが少なく、大きな実を付けやすいようです。私も試しにピーマンを植えてみたら、あまり数は多くなかったけれど、けっこう美味しくて苦味の少ない実がなりました。
- watanabe04
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「大して多くない」というのは人それぞれですよね。 あと、土にはもともと養分がたくさんあったり少なかったりと いうことがあります。川から養分が運ばれてきてそれの恩恵が あったり、逆に流れて行きやすかったり。
補足
ちょっと誤解を招いたかも知れないのですが、 こちらは種をポットに蒔いて育て、それを畝に定植しています。しかしご近所のはポットに入った苗を購入してきて植え付けています。 で、こちらの方がかなり小さいのです。 これに対し、苗を自分で育てたか、購入したかで違うのかな?と思っており、(購入した)プロの苗はこちらと何が違うのかな?と疑問に思っています。